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苦手な人からも学べることがある。〜人とのかかわりから、何を受け取るか〜

こんばんは!
キャリアカウンセラーの小坂です。

キャリア相談の中で仕事の話になると、
人間関係についての話題になることもあります。

人間関係のトラブルから、
会社に行くことがつらくなり、
メンタル不調に陥ってしまう。

元々はとても明るい雰囲気の方でも、
人が変わったように暗く重い雰囲気になっている
こともあります。

人対人のことなので、
なかなかスッキリした解決方法もなく、
ひどいハラスメントなども、
現実問題として残っているのだということを
感じさせられることがあります。。

私自身、前職では仕事における
人間関係のトラブルを経験しました。

私は、キャリアカウンセラーの他に、
メーカーに勤める会社員という肩書きも
持ち合わせています。

かつて働いていた会社では、
社長から直接指示を受けて仕事をする機会が
あったのですが、
社長とのコミュニケーションがうまく取れず、
叱責を日常的に受けるようになり、
メンタルダウンしてしまいました。

結局その会社は、
3ヶ月程度で退職することになりました。

もちろん
私自身の能力不足はありましたし、
社長という立場と一社員では目線や価値観が
違っていて当然かなとも思います。

ですが、
当時のことを思い出すと、
なかなかそう冷静には捉えられなかったでしょう。

私たちは誰しも、
さまざまな人たちと関わり合いながら
社会の中で生きています。

その中には当然、
とても気のあう方もいれば、
自分とはあまり気が合わない方もいます。

今働いている会社にも、
私とは合わない人、私が嫌いな人はいます。

どんな人が合わないか、
というのは言語化するのは難しいのですが、
私の場合は、こんな人とは気が合わないです。

・自分の都合しか考えない人
・平気でハラスメントをしてくる人
・責任を取らない(おしつける)人

会社員の方に話をすると、
あ〜そういう人、いるよなぁ
というあるあるだと言われます。

自分と価値観が合わない人と
時間を過ごすのは苦痛ですよね。。

自分を守るという意味でも、
本当に大切にしたい人を大切にするという意味でも
人間関係を選ぶことは大事なことだと思います。

しかし、自分が苦手な人・嫌いな人とは
一切関係を持たないようにすることは
実際できるのでしょうか?

私は、
きっと自分と気の合う人たちだけに
囲まれて生きていくのは
現実的に不可能ではないかなと思います。

どんな環境にいっても、
少なからず自分とはうまく混じり合わない
人はいるでしょう。

苦手な人ともどうにか折り合いをつけて
この社会の中で生きていかなければならない。


そうなった時に、どんな考え方で
周りの人と関わればいいのでしょうか?

そんな時には、
この人との関わりから、自分は何を受け取れるか。
にいうことに意識を向けるといいかもしれません。

例えば、
私自身の前職の社長との経験で言うと
こんな感じになります。

社長は、私に期待していたからこそ、
社長の思うスピードで成長しない私に苛立ち、
叱責したのではないか。

しかしそれでは、私は自信を失い、
逆にがんばる気力がなくなってしまった。

それでは、
もし私が社長のような立場になった時は、
焦らずに部下のペースを見ながら
関わるようにしたいな。

こんなふうに、
苦手な人との関わりからも、
いろんなことを受け取ることができ、
自分のあり方やコミュニケーションの質を
成長させることができるのです。

人を嫌いになろうと思えば、
いくらでも嫌いになれます。


ですがそれだと、
自分に嫌な気持ちが残るだけです。

そうではなく逆に、
好きになろうと思えば、
いくらでも好きになることもできます。

結局は、自分が人のどの側面を見るか。

人のどの側面を信じられるか。

その人から、
自分は何を受け取れるのか。

そこが大切なのではないかと
私は思っています。

今日はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございました!


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