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おりょうりえほん開発者の想い

いつもおりょうりえほんをご愛読いただきありがとうございます。

今回はスコップコロッケをできる限り子どもだけで作れるチャレンジを絵本にしました。ただのレシピ絵本にならないよう、すごろくと掛け合わせ、何度読んでも楽しんでもらえたらという思いで作っています。

スコップコロッケは実はとっても簡単で、実は色々なアレンジや工夫がしやすい、子どもにとっては冒険心が満たされるレシピなんです。

絵本に書かれているレシピはあくまで基本なので、基本を参考にしていただきつつ、ぜひお子さんと一緒に自分の好きな食感や味などを考えてアレンジにチャレンジしてみてください。実験みたいで楽しいと思います。例えば、じゃがいもの潰し方一つでも「ゴロゴロ」が好きなのか「きめ細かい」のが好きなのかで自分の好きな食感を見つけて、自分好みの潰し方にしてみることができます。

また、芋の種類自体を変えて作ることもできます。「しっとりねっとり」が好きなお子さんはじゃがいもを里芋に変えてみると食感が大きく変わりますし、「甘め」が好きなお子さんはさつまいもに変えると優しい甘さのスコップコロッケができます。

そして、具の味付けも色々自分好みに変えると、全く別の料理のように感じたりします。私がよく行うのは、肉じゃがなど煮物で残った煮汁を具の味付けに使い、和風のスコップコロッケにしたり、コンソメスープの残りを使って洋風の味付けにしたり残り物で味付けをすると楽チンで新しい味に出会えるので楽しいです。我が家の娘も最近では「ママ、この残りでスコップコロッケ作ったらどうかな?」と提案してくれるようになりました。

最近は特に、料理は子どもにとって工作を同じ様なものなのだと思ったりしています。基本の作りたいもののイメージがあるけれど、作りながら「もっとこうしてみよう」とか「ここをこれに変えたらどうなるかな?」など作りながら工夫を加えていける創造の遊び。

できるだけ料理で楽しく創意工夫をしてほしいとは思っていますが、やはりキッチンが汚れたり、手を貸さなくちゃいけないことが面倒だったり、、、ハードルは高いですよね。

このスコップコロッケは、キッチンが汚れづらく、手を貸す工程も少なく、また味のアレンジもしやすい、子どもにも大人にも楽しく優しいレシピだと思うので、ぜひ今度のお休みの日にでもチャレンジしてみてください。

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