久しぶりの現地参加。第23回ロービジョン学会学術総会に参加してきました。
「新幹線、早いなあ」
新幹線の中で、1人おっさんがワクワクしながら鹿児島への到着を待ちわびていた。
5月20日、かごしま県民センターで行われるロービジョン学会に参加するために、朝早くに出発し博多から新幹線に乗車。
コロナ禍で、遠方の学会に参加できなくなってから約2年。
待ちわびた県外での学会参加でした。前日の夜は、遠足を待つ子ただのように眠れませんでした。40歳を超えた大人が…です。新幹線で寝ようと思ったが、鹿児島まで1時間30分。
寝ることは諦めて、鹿児島を・そして現地の学会を楽しむことにしました。
鹿児島中央駅に降り立って、まず市電が走っているのに驚き。
市電って便利で、5分おきくらいに来るので待ち時間が少なく、どこまで乗っても大人170円。
が、慣れていないため変な方向行ったり、違う駅で降りたり…。
1日乗車券が600円で販売しているので、1日に4回以上乗れば元はとれます。
私は1日に5・6回は乗ったので、1日乗車券さまさまでした。
それでも、道に迷いまくった私はお土産屋さんで帰り道がわからなくなったことを伝えると、こんな地図まで書いてくれたのです。
鹿児島の人、優しい~。
さて、鹿児島といったら《黒豚・さつまあげ・くろくま・焼酎》。
詳細は省きますが鹿児島にいる間、朝・昼・晩とがっつり食べました。
太るかなと気にもしたが、せっかく鹿児島に来たのだからという気持ちが勝ってしまい、結果3キロ脂肪を蓄えて帰ってきました。
フトリスギダロ、コノヤロー。
《しろくま》は、周りの女子2人が食べて感想や写真をもらったため、それだけで満足して自分は食べませんでした。
ここで書くのをやめると、鹿児島に美味しいものを食べて太っただけになってしまうので、学会のことについても触れておく。
(いや、そっちメインだろ)
ロービジョン学会に参加した感想
結論からいうと
「自分の勉強すべき学会はここだ」
と認識させてもらえる学会となりました。
ロービジョンに関する話は、興味をもっているのでどんどんと頭に入り、自然と質問も沸いてきます。また、他の学会に比べて知り合いも多いです(何気にここ重要である)
久しぶりにお会いする元上司や、普段から一緒に勉強している仲間とも会うことができたのです。また、夜は集まって久しぶりに濃い話ができました。
特別な事情がなければ、現地参加するのは今後もロービジョン学会だけでよいかなって思っているのが、率直な気持ちです。
発表については、緑内障・糖尿病網膜症に対する新しい見解や、「スマートサイト」のように他職種との連携の重要性など、とても共感する内容が多い学会でした。
英語を勉強しているからと、特別講演の「August Colenbrander」先生の言葉がわかるかチャレンジしたが、ほぼ聞き取れず撃沈。汗
特に最終日の三宅琢先生の講演の中にあった、「誰も取り残さない社会を目指す」という言葉には胸を打たれました。聞いている人を飽きさせないような話方など、見習うべき点が非常に多かったです。
ご挨拶したい先生が来れなくなったり、食事待ちで並んでいるときにうるさくて怒られてしまったりと、少し残念なこともあったが、本当に楽しく勉強できた3日間。
お土産の買いすぎで、帰りの電車では迷惑がられたけど、それもよい思い出。一週間たった今、ようやく疲れも癒え、「学会良かったなぁ」と思い出しながら書き綴っている日曜日の夜でした。
最後に、素晴らしい学会の学会長を務めあげた斉之平先生、また講演して下さった先生方や座長をして下さった先生方に敬意を表してお礼を言いたいです。
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