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TOEICを通じて成長を感じること。それは得点の向上ではなく、課題の変化である。

6月25日(日)の午後、私は電車に乗り込み、西日本総合大学を目指した。


そう、昨年のリベンジをすべくTOEICに挑戦しにきたのだ。奇しくもその日は、「宝塚記念」の開催日。脱・ギャンブルを誓った私は、競馬に目を向けることなくTOEICに挑戦することを選びました。

結論からいうと、今回のTOEICも大敗でした。

では、昨年から成長がなかったのか?実はそうではなかったのです。

TOEIC410点からの挑戦


昨年の10月、英検2級に合格していた私は、実力試しとしてTOEICに挑戦しました。ある程度できると思っていた私の思いは、ことごとく打ち砕かれ、苦痛の120分を過ごしました。自信をもって答えられた問題が、ほぼないという状態…。

スコア410点は、私の英語に対する自信をこれでもかというほどに奪っていったのです。

「もう勉強するのやめようかな」高すぎる山を目の前にした私は、しばらく勉強する気をなくしかけました。

だけど、諦めませんでした。ある人のある言葉に救われたからです。

「失敗、失敗、失敗、また失敗してやっとスタート地点」

勉強すれば英語を話せるようになる、英語の試験で結果がでる。そう考えていると、いざやってみて結果がでないとそこでくじけてしまう。そこで挫けるんじゃなくて、悔しい思いとか失敗とか、そういうことを何度も繰り返してやっとスタートラインにたてる。by タロサック

私の好きな英語系You tuber、タロサックさんの言葉です。

そして思い出しました。

「今までの英語学習、いやもっといえば人生そのものもそうだったじゃないか」

そう、頑張って頑張って結果がでないのが英語学習であり、人生。

もう何度目、何十回目の挫折から、再び動き出した私は、次回のTOEICまでにやるべきことを決めたのでした。

徹底的な単語学習・文法により課題が変化した

TOEICに手も足もでなかった私は、まず何をやるかを考えました。そして、決めたのです。

✅リスニングは捨て、単語力・文法のみを徹底して勉強する。

そして、今回のTOEICまで毎日単語を覚え、復習し、文法を学びました。

その結果、今回のTOEICはどうなったと思いますか?

圧倒的に時間が足りなかった

残り40問を残し、残り3分。

40問は完全に塗り絵(マークシートなので)となりました。

点数も、結果が出るまではわかりませんが、前回とあまり変わっていないかもしれません。では、成長はなんだったのでしょう?

それは、わからない単語がずいぶんと減っていたことです。

リーディングの前半部分は、自信をもって解けた問題数が増えました。

その結果、1問1問に時間をかけすぎて、約半分は問題も見ることもできず塗り絵となったのです…。

そして次の課題が

スピードup+リスニング力の強化

に変わりました。

学び続けることで学べること


今回のTOEICも、終わった瞬間に物凄く悔しかったです。悔しかったですが、前回のTOEICからの成長は感じられました。前回のときとは違い、すぐに課題をみつけ、翌日から課題に取り組みました。

今回の成長は

・自分に期待をかけすぎることをやめ、課題に取り組めるようになった
・継続し続けることこそが、成長につながると信じられるようになった

英語だけではなく、なにかの課題に取り組んでいる人はみなそうなのかもしれない。

✅「失敗、失敗、失敗、また失敗してスタート地点」

私は、やっと英語学習のスタート地点には立てた気がします。

人生も

挑戦⇒失敗⇒課題の検討⇒挑戦⇒失敗⇒課題の検討

の連続です。きっとこれが楽しいのだと思っています。

私の英語学習の最終目標は

英語をスムーズにコミュニケーションができること

であり、TOEICの高得点や英検合格が最終目標ではありません。あれ?じゃあなぜTOEICや英検を頑張っているのかと言われたら、自分でもよくわからないです。

ただ、何か具体的な目標があった方が頑張れるかもしれない、と以前の私は考えたのだろうと思ってます。

今は、TOEICの次の課題をクリアすべく、着々と計画を立てているところです。目的が変わることなんて、人生には多々あるし、それを楽しめるくらいがちょうどよい、なんて考えています。


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