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52ヘルツのクジラたち

 今日は午後に一冊本を読んだので、感想を書いていきます。

 読んだのはこちら。

 本屋大賞で1位になった「52ヘルツのクジラたち」です。

 本屋大賞が発表された日に、Kindleで購入してしばらく寝かせていた本です。今日ふと気が向いたので読み始めて、一気に最後まで読みました。

 虐待や介護の強要などの劣悪な家族環境を脱出し、田舎に1人で住み始めたキナコが、自己中心的な母親・祖父に虐待されている少年と出会い、彼を助けようとするのがメインの流れです。

 結論、とても面白かったです。結構「キッツイなあ」と思う場面もあり体力を使う読書でしたが、読み応えがありました。嫌なやつのバリエーションが豊富でリアリティーがあって、自分の身に起きている訳ではないのに眉を顰めながら読んでいました。 

 特に、主人公であるキナコが置かれていた環境が強烈でしたね。

 物語の内容以外で言うと、話の構成が面白かったです。キナコが田舎に引っ越した後から話が始まるんですが、その来歴は最初伏せられていました。ストーリーが進むにつれて、キナコのストーリーが回想という形で少しずつ追加されていき、キャラクターがどんどん深掘りされていきます。

 物語が進むにつれてキナコの辛い過去への共感を深めていけるので、すんなり読み入ることができたように思います。

 ふわふわした感想ですが、こんな感じです。



 今日の日記

 今日は午後、本を読みました。

 本を読むのって楽しいですけど、やっぱり読み始めのハードルあるなあ、と感じます。なんでだろうなあ。

 頭では、「ジャズやなんかを聴いてコーヒーをチビチビ飲みながら椅子に座って良い本を読みたい」と思っているんですが、身体が怠惰を求めているんですよね。何なんだろう。

 小説の積ん読が無くなってしまったので、新たに調達しなくては。読書に関しては完全にミーハーなので良いとされるものを進んで読んでいます。「正欲」とか読んでいる人多いですよね。読んでみようかな。

 オススメの本があったら是非教えてください。

 それでは。

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