「自立」に必要なのは「全肯定」

今日は自立について考えたことをコソコソ書いていこうと思います。

「自立」と一言で言っても、その人によってイメージするものはそれぞれ違うと思います。ある人は「上司からの自立」、ある人は「親からの自立」、など。今回はその「自立」について、「したほうが良い」と言う前提で、自立するために最も必要なものは何か。その自分なりの結論と理由を書いていこうと思います。

参考にした本はこちらです↓


①「自立」に必要なのは「全肯定」

これが結論です。

私は、自立には全肯定の精神が必要不可欠だと思っています。

ただ、この全肯定は、「自分が相手を」全肯定する精神ではありません。「周りが自分を」全肯定する精神です。

何をふざけたことを、と思われたかも知れませんが、これは間違いようのない事実だと確信しています。

②「全肯定」の重要性

まず、「全肯定の精神」とは、文字通り相手の事を全肯定し、批判せず、その人の感情に寄り添って共感することです。

これによって、全肯定された側は自由な意見を言いやすくなります。

いやむしろ、自分の感情に否定的な環境では自由な意見は生まれませんから、自分に肯定的な環境は必須です。

そしてその環境においては、自分の価値観を形成することができ、やがて自信につながります

その自信や自分の価値観こそ、「自立」に必要不可欠でり、元を辿れば「全肯定」が必須であるということなのです。

③「全肯定」⇨「全肯定」⇨「自立」

でも、相手から全肯定されるかどうかなんて、相手次第でしょう?と言われると思います。

実際にどうあっても自分を抑圧してくる人、どうにもしようがない人はいるかも知れません。そういう人とは距離を取るしかないです

でも、そうで無い場合、努力次第では「全肯定の環境」を作ることは可能だと思うんです

まずは自分から周りを全肯定するんです。

全肯定されるのは誰しも気持ちが良いものです。自分が全肯定されるためには、まず自分が全肯定しなければなりません。

面倒くさいですが、それしかない、と思っています。

注意が必要なのは、「全肯定の精神」と「何でもいうことを聞く」には大きな違いがあることです。

「全肯定」ではとにかく相手の気持ちに寄り添います。その上で全力で褒めて、全力で同意します。特に大切なのは、意見が違う、間違っていると思ったときにも、一旦角度を変えて肯定してから、自分の意見を言うことです。

明らかに間違っている、おかしい、と思ったときにも正論で論破せず、相手の立場、気持ち、言い分に理解を示した上で指摘をする必要があります。

そうして相手を全肯定することで、相手も自分を全肯定し、信頼してくれるようになれば、「自立」への道は拓かれます。(自立に自分のスキルが必要な場合はその限りではありませんが)

人は誰しもが自分が1番大好きで、自分に1番興味があります。その自分を主人公にしてくれる人を、嫌いになる道理がありません。


自分で書きながら無理難題だな、と思っています。

ただ、「命令ばかりで自分の感情に寄り添ってくれない上司」「心配をしてくるばかりで自分の感情を考えてくれない親」に依存せず、上手に自立するには必要なことです。

上司の、親の、言いなりにはなっていませんか。

自分の価値観はありますか。

これは自戒も込めて言っています。今まで余りできていなかったからこそ、今後そうしよう、と思っています。

バンバン全肯定して、バンバン全肯定される、そんな最高の環境は自分で作れることを、忘れずに生活していきたいですね。

思ったことをつらつらと書いていたら、なんか思想的になってしまいましたが、普段からこんなことばかりを考えているわけではないので、悪しからず。

それでは。

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