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#48: こんなときだから♪オーケストラ×日本「管弦楽のためのラプソディ」

外山雄三: 管弦楽のためのラプソディ(1960)

#43 -49のテーマは「故郷に寄せる思いー情景と音楽」

本日お送りする作品は作曲家で指揮者である外山雄三(1931- )の作品「管弦楽のためのラプソディ」です。こちら和太鼓、チャンチキといった和楽器が入ることで一気に祭り感が割り込んできます。耳をすます限り,フルートは尺八,ピッコロは篠笛にしか聞こえない! そしてモチーフも,日本人なら必ずどこかで耳にしたことがある民謡が使用されているので自然と懐かしさが込み上がってきます。

『あんたがたどこさ』ー『ソーラン節』ー『炭坑節』ー『串本節』ー『信濃追分』ー『八木節』

まさに,オーケストラで奏でる民謡メドレーであり,クライマックスの『八木節』なんか,あ,これって日本人にとってのロックなのかもな,と思うほど盛り上がります。

ドン・ドン・ドンドカドン♪  ピーヒャララ〜♪
って,誰が最初に言い出したんでしょうね?

これほど,日本人の心をワクワクさせるオノマトペはありませんね。

太鼓の鼓動,踊る笛の音にのせてテンションも上げていきましょう⤴️

今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!


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