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#38: こんなときだから♪ザ・ビートルズ〜「イエロー・サブマリン」

ザ・ビートルズ:イエロー・サブマリン(1966)

今週のテーマは「乗る派? 撮る派? いや聴く派でしょ!ー乗り物の音楽」

「We all live in a yellow submarine ♪」

ポール・マッカトニーがリンゴ・スターのために書いた「イエロー・サブマリン」は,唯一リンゴがリードボーカルで歌った曲です。
リンゴの穏やかで冒頓とした雰囲気がとてもよく表れていて,リンゴもメンバーもお気に入りのナンバーだったそうです。

実は,家主,この曲がビートルズの楽曲だったということをはじめは知りませんでした。というのも,物心がつきはじめた1982年,民謡歌手の金沢明子さんが歌う「イエローサブマリン音頭」が大ヒットしました。家主はこの歌が大好きで,新しい民謡とばかり思っていました。そして,しばらく経ってから「これ,ビートルズだったんだ!」と衝撃の事実を知ることになります。
(この大胆なアレンジ,今聞いても斬新で素晴らしいのでリンクを貼っておきます!)

ポールによると「子供向けの歌としてアイデアが浮かんだ」とのことですが,途中で実際の音,潜水艦を整備するような音や,乗組員の声が入っていて,ミュージック・コンクレートのような,前衛的な音作りが垣間見られ,遊び心とアートへの探究心あふれる作品となっています。

また,ビートルズを主人公にしたアニメーション映画『イエロー・サブマリン』のテーマ曲としても使われました。
本日は,そのアニメーションと一緒にお楽しみください。

おそらく,ポールも他のメンバーも潜水艦には乗ったことはなかったと思うので,イマジネーションのみで作られたと思うのですが,なんとなく,潜水艦と今の状況がシンクロする,と感じるのは気のせいでしょうか。

「We all live in a yellow submarine♪」

水面下に私たちはいる。外は海。正しく振る舞わなければ溺れてしまうのかもしれません。でもおうちはオシャレな黄色い潜水艦。

と,考えるとちょっとワクワクしませんか?

今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!


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