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2025年の所信表明(久留米絣職人)

2025年を迎えて
明けましておめでとうございます。
今年も1年間を皆様と共に実り大きものにしていきたいと思っております。

2024年12月27日の仕事納めに工場で

まずは、2024年に掲げた下川織物の指針の振り返り

  • 世の中のあらゆるものとコラボレーションする

  • 普通の努力だけでは到達できない世界への挑戦と実現

  • 伝統工芸製造業の新たな事業形態の確立

指針は変わることのない信念です。



企業活動における「循環」
これらの指針を実現するために、重要なキーワードは「循環」です。
「人・商品・経済・情報」が循環し、持続可能な成長を支えます。



いくつかのパターンが合わさることで、一つの柄になる。

4つの柱で循環を実現

  1. 生産

    • 柔軟な働き方でも生産性を最大化

    • 効率化と創造性を両立させる

  2. 商品

    • よりクリエイティブなものづくり

    • 新しい価値を提案する

  3. 経済

    • 成果を生み出す商流を構築

    • 持続可能なビジネスモデルを確立

  4. 情報

    • 工場からの発信「ライブ」で魅力を伝える

    • 透明性とリアルタイムでのコミュニケーション



1本1本を丁寧に繋いでいく。

サスティナビリティへの認識

  • 現行の生産体制(技術・生産環境)の維持がサスティナビリティの鍵です。

  • 循環型経済の実現は、新たな投資ではなく、これまで取り組んできたことを深化させること。


グローバルスタンダードに基づく行動

  • 新しいことを始めるわけではなく、今までの取り組みを明文化し、 行動規範 として宣言します。



糸道を作るように、流れを整える。

事業構想

  • 商流という循環性を作り出し、持続可能なビジネスへとつなげます。

  • 具体的な取り組みは以下の通りです。


取り組み事例

  1. SHIMOGAWA TEXTILE コレクション

    • シンプルにものづくりを楽しむ。

    • 新しい素材の開発と提案。

  2. SHIMOGAWA KASURI TEXTILE VILLAGE

    • 来訪型マーケティングの発展型

    • ショップ、ギャラリー、アーカイブ、工場、レジデンス、体験、ワークショップ、セミナーの融合。

  3. SHIMOGAWA KASURI TEXTILE WORLD TOUR

    • セミナー、図案展、アワード、商談会を通じて、世界とつながる。



プルミエールビジョンに出展します。

未来に向けて

  • 下川織物は、変化を恐れず、常に進化し続けます。

  • 私たちの取り組みは、伝統と革新を織り交ぜながら、未来へと続く道を切り開いていきます。


今年も海外からのインターンを受け入れます。

久留米絣織元 下川織物
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Kyozo Shimogawa
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