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自分を守るために行動しても、他人から感謝されることがある

なんて大切にされた4年間だったのだろうか。

アルバイト先に、最後の挨拶に行ってきた。大学1年生の5月から大学4年まで続けた、ホテル宴会サービスのアルバイト。

初めての日、勤務開始が11:30だったから、その時間にロッカーに着くように行って、12:00前に集合したら注意されたの、アホだったな(笑)。「着替える時間って業務に入ってないの?ぴえん🥺」な状態。

初回がそれだから、社員さんもパートのおばちゃんもみんな怖く感じていて、迷惑をかけないようにと必死だった。全体の流れやカトラリーの扱い方、物が置いてある位置、カクテルの作り方、全部メモして覚えた。

1年生の11月はほぼ毎日バイトをしていたら、結婚式の披露宴でBARを任せられた。しばらくしたら、全体の指示をする担当になったり、披露宴でご両親席をお世話したり、多くのことを経験させてもらった。

「今日もありがとうね。」
「小川ちゃんなら任せられるから。」
「あんたはもうバイトリーダーでしょ(笑)。」
感謝されることがどんどん増えていった。

コロナ前の飲み会

「迷惑をかけて怒られたくない。」と自分を守るために行動していたら、いつの間にか貢献することになっていた。とんでもなく価値を与えられるほどの才能も知識もないけれど、感謝された。

自分の好きなように行動していただけなのに(笑)。

先輩には就活の相談にのってもらって、外部でもすごくお世話になった。人脈が一気に広がったコワーキングスペース『HafH』のことを、できたてホヤホヤのときに教えてくれたのもここの先輩。自意識過剰かもしれないけれど、きっと愛されている。

だいっすきな先輩たち

4年生の冬、就職先の出版社でバイトしていることを報告すると、社員さんの1人が「毎月雑誌に小川さんの名前載ってないかねぇって読んどるんよ〜!」って。事務員さんからは、「あの小川ちゃんがそこで就職するって聞いてみんなで話していたの!4年間ほんとに助かったよ。ありがとね!」と言われた。間違いなく愛されている(笑)。

春から、アルバイトよりも責任がある社員のポジションで働く。今までより考えることが増えるぶん、しんどくなることもあるかもしれない。でも、切り口はなんでもいいから自分の心地いいように、とにかく前向いて必死に行動していたら、いつの間にか感謝されるんじゃないかな、と。

これが私らの制服
先輩の誕生日サプライズしたね
2021年。先輩たちお別れ会
いっぱい後輩できたときの歓迎会

「自分を大切にできない人は他人を愛することもできないし、愛されない。」お別れあいさつをした帰り道、誰かが言っていたのを思い出した。

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