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コミュニケーションが苦手な私が努力して人間関係を改善した話

はじめに

私は人と話すことが正直苦手です。社会人になると人と関わることが避けられないため、ストレスを感じる日々が続いていました。
それこそ、一人で生きていきたいと強く思う程には人と関わることを恐れていました。
もし同じようにコミュニケーションが苦手で悩んでいる方にとって少しでも役に立てればと思い、実体験をもとに改善のための工夫をまとめました。
ぜひ最後まで読んでください。


コミュニケーションが苦手だと、日常生活や職場での人間関係に様々な影響が出ます。
話しかけるタイミングを見失ったり、話が続かないと相手との信頼関係を築くのに時間がかかります。
信頼関係が築けないと仕事もうまくこなせないですよね。

私も学生時代から人と話すことは苦手で、家族か友達としか話せませんでした。

少しでも話せるようになりたいと思って先人の知恵を借りるべく本を読むことは多かったですが、コミュ障の私には実践が難しいものばかりで結局苦手なままで社会人になりました。

もちろん今のままでいいとは思わず、少しでもコミュ力をあげようと思い、多少無理してでも人と話すことを意識しましたが、改善はなかなかされず…

人の真似をしてもうまくいかないと感じた私は、人間関係の改善のために自己流の工夫と実践を考えました。
すると、少しずつですが人と関わることについての価値観が変わり、コミュニケーションが苦手で誰とも話せなかった学生時代と違い、自分から積極的に話しかけられるようになりました。
私の価値観が変わり、コミュ力を向上させた考え方を5つにまとめます。

1:自己受容を試みた

コミュニケーションの苦手意識は、自分自身への否定的な見方から生まれているのでは、と思いました。
自分のことが信じられず、否定されることを恐れていると感じていたので。
私が最初に取り組んだのは、自己受容の強化でした。まず他人と話す時に自分のことを知ってもらう機会必ずありますが、正直話すことがまとまらずに会話が続かないということが多いためです。

自分の長所と短所を認め、短所に対して改善の余地を認識することはもちろん、長所部分は自信を持つことで、自分の自信を持って話せる内容を確立しました。
そのおかげで初対面の他人と自信を持って向き合えることができました。自分自身を受け入れることで、自然と他人に対する姿勢も積極的になれます。

2:アクティブリスニングを身につける

コミュニケーションを改善する上で、自分から話す技術も大切ですが、聞く技術、すなわちアクティブリスニングの重要性を理解することがキーポイントになると感じました。
これは様々なコミュニケーションについての本でも書いてあるような内容ですが、相手の話を注意深く聞き、理解を示しながら反応することで、信頼関係の構築につながりました。

相手が言ったことを繰り返して言う、おうむ返しのように対話することで会話のキャッチボールが続くようになってきました。
あまり難しくないスキルですが、身につけることで人間関係が格段に改善されたと思います。

3:感情を言語化する練習をする

感情を上手に言葉にすることは、コミュニケーションの質を高める上で非常に有効だと感じました。
感情や思っていることを正確に伝えることができれば、誤解を防ぎ、より深い理解を得られると思い、自分の気持ちを言語化するための練習を行いました。

例えばその日会ったよかったこと、嬉しかったことについての日記をつけたり、どんな表現が自分の感情に会う言葉かを考えながら本を読むなどをしてこのスキルを養いました。

4:小さな成功を積み重ねる

これはコミュニケーションに関わらず必要なことです。
コミュニケーションの改善は一朝一夕には達成できません。小さな成功体験を積み重ねることが重要だと思っています。
私は日々の中で、少しでもコミュニケーションがうまくいった瞬間を意識的に見つけ、それを自信につなげてきました。

例えば、小さな会話でも相手との心地よいやりとりができた時は、それを一つの成功として捉えました。
その成功を意識せずとも会話が当たり前にできるようになった時、成長を実感できました。

5:柔軟な心持ちを持つ

人間関係は常に変化します。その中で、柔軟な心持ちを持つことがコミュニケーションの改善につながると考えました。
当たり前のことかもしれませんが、まずは相手の意見や立場を尊重することを意識しました。

予期せぬ課題や意見の違いが生じた際にも、黙り込んでしまわないよう、関係を良好に保ちながら対話するすきるを磨くことができれば、ビジネスでトラブルに巻き込まれた時にも乗り切れる自信になります。

私は異なる視点を受け入れ、対話を通じて共通の解決策を見つけることに努めました。この柔軟性が、人間関係の深化につながり、間違いなくコミュニケーションの質を向上させる鍵となりました。

おわりに

コミュニケーションの苦手意識からの脱却と人間関係の改善は、一歩一歩着実に進めることで達成できると実感しました。
自己受容の大切さを知り、アクティブリスニングを身につけ、感情を言語化する練習をし、小さな成功を積み重ね、そして何より柔軟な心持ちを持つこと。これらはすべて、私がコミュニケーションの壁を乗り越え、人間関係を改善するために実践してきた内容です。

これらのポイントが、同じようにコミュニケーションに悩む多くの人にとって、少しでも役に立つものであると願っています。
人との繋がりは私たちの生活において大切で、避けては通れないものです。その繋がりを豊かにするために、今日からできることを少しずつ、一緒に始めていきましょう。

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