不登園、保育園のこと
初めてひとからはぶかれたのは4歳の頃でした。
保育園の時のお話です。
私が物心ついたのはおそらくその頃です。
もっと昔の頃ことは断片的なものしかありません。
でも物心がつく決定的な事件が起きます。
保育園の最初の頃、短時間の預かり保育のときのことです。
おやつの時間に列に並ぶことがわからなかった自分。
雰囲気で並んでおやつのポップコーンを貰わないといけない、それに気づき並んだまではよかったのです。
ここで私は奇行を起こします。
並んでポップコーンをもらったらその場で食べてしまおう。
みんな小皿にとって席についているけど、よくわかんないや
なぜそう思ったかは憶えていません。
ただみんなと同じなのが嫌だったのかもしれません。
そして私はさっき考えた通りの行動をとり、ポップコーンをもらいその場で食べてしまいました。
そうするとそれまで優しかった先生の態度が急変。
「みんなと一緒に頂きますしてから食べなきゃダメでしょ!」
私は怖くなりそしてなぜか怒りが湧きました。
絶対ここでこの人の前で泣くのは嫌だ。
私は「トイレに行きたい」と先生に伝えてお手洗いで一人泣きました。
そこからが私の記憶のスタートとなります。
そしてもうひとつ、
なぜ私は学年からはぶかれたのか。
理由は私が入園した年齢が4歳と遅かったからです。
みんな2歳、3歳で入園するのが普通の学年でした。
新参者の私はどこかとっつきにくかったのか、はぶかれる対象となりました。
私は一人でセーラームーンごっこをして一人で滑り台で遊んでいた記憶があります。
セーラームーンごっこの最中、下の学年の子に「るんちゃんはまねっこどんどんだね」と言われていまだに根に持っています笑
そんなことがある中、ポップコーンの日に母が迎えにくるまでトイレで一人で泣いた私に先生たちは恐れ慄いたのか先生たちに目をつけられました。
期待の星にされたのです。
たしかに料理も水泳も文字を書くこと、竹馬、お裁縫自転車誰よりも先にできました。
失敗したことはありませんでした。
それがあってかやたらと参観会、学芸会良い役をもらうことが多くなりました。
普通図に乗れば良いのですが、
失敗する自分のビジョンが気になり…嫌になって保育園に行きたくなりました。
よほど、先生に叱られトイレで泣いたのがトラウマになったのだと思います。
父は小学校にきちんといくなら休んでも良いと言っていたのですが、保育園もろくに行けないやつが小学校にしっかり行けるわけがありません。
でも小学生の話はまた今度にします。
あの頃の自分が一番強くて、友達がいないなら本を読んで、お裁縫をして、文字を書けば良い
一番自由でした。
誰にも不安を抱かせませんでした。
しかし大人になるにつれてルールを守らないものやはみ出しものには厳しい世界に入って行く事になります。
2年と少しで、保育園、私の人生の落ち着いた時間が終わりをも変えました。
おそらく小学生編、続きはまた記事にします。
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