見出し画像

東京六大学野球ドラフト候補選手紹介⑤慶應義塾大学正木智也選手

東京六大学野球連盟に所属しているドラフト候補について紹介して行きます!
5回目は慶應義塾大学正木智也選手です。

画像1

①実績

慶應義塾高校時代は高校通算50本塁打を誇る高校生屈指の長距離砲として注目を浴びました。高校2年の選手権神奈川大会準々決勝の東海大相模戦では1試合で2本も横浜スタジアムレフト中段まで運ぶ等、飛距離では高校生離れをしていました。
慶應義塾大学入学後は1年春からリーグ戦に出場し、2年春にレギュラーを掴み当時の4番バッター郡司選手(現中日)の後の5番を務めていました。郡司選手引退後の昨年はリーグ戦全試合で4番を務めました。秋は打率。378 2本塁打で2年秋に続きベスト9に選出されました。

②特徴

力強いスイングが持ち味の天性のスラッガーです。
打った瞬間それとわかるホームランや、当たったと思ったら外野手の前に打球があるヒット等、芯を食ったときの打球は凄まじいものがあります。本人は逆方向に強い打球を打つことを課題に挙げてます。大学レベルでは引っ張るだけで成績を残せることはすでに証明済みなので、プロを見据えての意識でしょうね。

③2021年の注目ポイント

私が注目するポイントは以下の2点です。
1)逆方向への打撃
2)チャンスでの打撃
1)についてですが先程も言いましたが、プロで生きて行くにあたって逆方向への打撃は不可欠な要素です。全体的に引っ張り傾向にあるので外角のボールをどうやって対応するのか、この点に注目すればいいと思います。
2)についてはこれまでここぞというチャンスで決めきれない印象がありました。打点を多く稼いだシーズンでも固め打ちをしての結果であったりとチャンスでの活躍は数字よりも薄い印象があります。今年は最終学年で副主将という立場もあります。昨年2季続けて2位に終わった悔しさを晴らすためにも何としても優勝をしたいでしょう。そのためにもチームを勝利に導く一打を数多く放ってほしいですね。
逆方向のも打てて、勝負強い強打者で最高の評価を得てプロの舞台に進んでもらいたいです。

写真の引用元:https://www.hb-nippon.com/hb/images/news/zenkoku/bsinfo202010030120/fb.jpg

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?