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妊娠したら管理職からアルバイト雇用になりそうになった話②

①はこちらから

その後「妊娠計画表」は提出を催促されることはなく、
結果的に提出しませんでした。

幸い悪阻などがほとんど無かった為、出産の3日前まで今まで通りの勤務時間勤務内容で働き続けました。
今思えば毎日終電で、検診の後に休日出勤する日もあり、
当時の自分はなんて浅はかで馬鹿だったんだろうと思います。

所謂マタハラもありました。
全国の支社の同じ部署の方とZOOM会議が定期的にあったのですが、
「こちらがこの度妊娠されたoringさんです!
本当の意味で空気が読めない、というのはこういう事です!」と笑われたり、
私が行く必要のない接待に誘われ、躊躇すると「やっぱり女の人って使えないね」と言われたり。(結果行きました。本当に馬鹿)
いきなり倉庫整理をお願いされた事もありました。
平日に通常業務を終電までやってるわけですから、休日に倉庫の整理に行くわけですね。

ZOOM会議での事は「あれはマタハラだ」と声を上げてくれました方がいましたが、他に参加していた女性数名が「自分はマタハラだと感じなかった」と発言したことから特に謝罪されることも無く、声を上げてくれた先輩が何故かハラスメント研修を受けることになりました。

ここまで割と地獄でしょ。

でもね、当時の私はそれでも今を乗り越えれば、
育休後も今のように働ける、と夢見ていたし、信じていたし、望んでいた。

仕事で母親学級も1回も参加出来なかったけど、
それに対しても不満はなかった。

仕事が好きで好きで、取り柄のない自分が初めて見つけた「出来る事」だったから。