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【不思議な話】夢の中の家族

『不思議な話』、今回も夢に関するお話です。

夢の中って、いろいろな人が出て来ますよね?
友人だったり、家族だったり、たまには有名人とかタレントとかが出て来る場合もあるのではないかと思います。
私の場合もそんなふうで、夢では時々、もう死んでしまった両親や祖母が出て来たり、長らく会っていない友人が出て来たりします。
そんな中で、目覚めてから不思議だな~と思うのは、夢の中では「知っている人」なのに、目覚めてから考えると、「全然知らない人」が時おり出て来ることです。
夢の中では、友人だと思ってフツーに話しているのに、目覚めてから思い返すと、あれ? っとなってしまうわけです。

そんな夢の中でも、とびきり奇妙だったのが、現実ではまったく知らない人々を家族だと思う夢でした。

まず、その夢の中では、私の家は西洋のお城のようなすごい建物でした。
白い石造りの橋を渡った先に、白い広い階段のある玄関を持つ全体を白と青で造られた大きな建物が、私の家だったんです。
で、中に入ると、広々としたリビングで私を迎えてくれたのは、母と妹でした。
……なんですが、母は、現実の母親とは全然別人でした。
西川ヘレンさんを若くしたような感じの、外人っぽい顔立ちと髪の人で、背も高くて、きれいな洋服を着ていました。
妹についてはあまり覚えていませんが、そもそも私には妹はいません。
私と母と妹は、そのリビングで楽しくおしゃべりをして、しばらくすると私はまたその家を出て、どこかに帰って行く――という感じで、夢は終わりました。

その夢を見たのは、その時一回だけでしたが、あまりにも印象的だったので、今でも強く記憶に残っています。
あと、その夢を見ている時、自分自身の感覚は二つに分かれていて、夢の中の家族を普通に受け入れて家族としておしゃべりしている私と、夢を映画でも見ているような感じで見ていて「この人、お母さんじゃないよ? 妹なんていないよ?」と驚いている私とがいたように思います。

ちなみに、夢の中で映画でも見てる感じで夢の場面を眺めている、というのはたまに他の夢でもあります。
時々見るのが、旅行に行ってどこかの旅館のような部屋に友人たちといるのだけど、そこにオバケが出て――というものです。
この夢は、どういうわけか目が覚めるとすごく気分が悪くて、夏なのに体がものすごく冷えていたりとか、頭が重くてクラクラするとかって感じになるのですが、夢の途中でだいたい、「夢だな」とわかります。
で、「早く目覚めよう」とします。
最後まで目覚めないでいると、目が覚めた時に、本当にめちゃくちゃ気分が悪く、あと心霊番組を見たあとみたいに恐怖でいても立ってもいられない気分になるのです。
それがイヤなので、夢だと気づいた時点で、なんとかしようとするわけなのです。

というわけで、不思議な夢の話でした。

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