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新しく知った存在を、ひねくり回してみる。

まず、最初に謝っておきます。
もしこの投稿を読んで、気分を害した人がいたら、ごめんなさい。

最近新しく知った存在、それが「イマジナリーフレンド」というものです。
簡単にいうと「見えないお友達」です。
ウイキペディアによると、「子供の心を支える架空のお友達」ということだそうです。

ただ実際には、大人でもこのイマジナリーフレンドを持つ人はけっこういるみたいで……そもそも、私がこの存在を知ったのも、大人が書いたnoteの記事だったり、検索して読んだ記事だったりしますので。

ちなみに、言葉自体やそれがどういうものかは、以前から漠然とですが知っていました。
映画『ハイ・アンド・シーク』や、マンガ『超人ロック カデット』でも取り上げられています。

『ハイ・アンド~』の方はホラー映画なので、雰囲気作りに使われているのと、描写的にわかりにくい(女の子が作った存在なのか、霊なのかがわからない)ようになっていますが、ロックの方は、まさにイマジナリーフレンド、といったふうに描写されています。
なので、その概念を改めて知って、怖いとか気持ち悪いとか、そういうふうには思いませんでした。
ただ、不思議だなあ……と。

私自身は子供のころからひたすら妄想が好きでした。
小学生のころは、小説やアニメの推しキャラと自分が友達だという設定に勝手にして、一人で楽しんでいました。
あと、小説の推しキャラに勝手に恋人キャラを作って、勝手に二人の物語を考えるという、今で言ったら二次創作や夢創作のようなことをやったりしていました。
そこからだんだんとオリジナルキャラ、そして彼らのくらすオリジナルの世界ができて創作へとつながって行くわけなのですが――。
その妄想と、イマジナリーフレンドという存在は、どう違うんだろう、なぜ私のは「お話」になって、彼らのは「友達」になったんだろう……なんてことを、つらつらと思ってしまったわけです。

あともう一つ思ったのは、いわゆる霊能力者の人には、イマジナリーフレンドって見えるんだろうか、どうなんだろう? ということでした。
『超人ロック カデット』の中では、ロックにだけは見えていました。ただこれはあくまでもお話なので……。
現実の霊能力者の人には、どう見えるのかなあと。
霊能力者といってもいろいろで、死んでいる人の霊だけじゃなく、生きている人のも見える人っているじゃないですか。
そういう人には、どう見えるのかなと。

霊といえば、イマジナリーフレンドって存在を知ってふと考えたのが、ドラマ『デッドストック』の主人公のことでした。

主人公は自分は母とくらしていると思っているんですが、実際には母は意識不明で病院で寝たきり状態だったんですよね。
ドラマ自体はホラー作品なので、見た時には私は「主人公がそう思っていただけ」だと思ってました。ようは、主人公の思い込みでいないはずの母がいるように思えていただけだったんだと。
けれど今は、あれもイマジナリーフレンドの一種だったのかも? と思ったりしています。
……っていうか、結局、「それ」がなんなのかは、当事者にしかわからないってことなのかも、しれませんね。

なんだかまとまりがないですが……
この世界も、そして人間の心とか頭の中も、まだまだ不思議なこと、わからないことだらけなんだなあ……と思います。
そして、否定しようと肯定しようと、人間は人間だけで生きているわけではないのかもしれないな、などとも思ったことでした。

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