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我が家の食費。月80,937円は高いのか?:こじれ家計「体質改善ゆるプログラム」13日目

こんにちは。お金のお話し相手、山の上のよーこです。
のんびりファイナンシャルプランナーしています。今日は食いしん坊のわたしらしく、食とお金の話にしてみます。
我が家の昨年の平均月額食費は80,937円。これは、外食や中食、子供の給食、おやつ、し好品など、すべて口に入れたものの値段です。

節約を食費から始めてしまうのは、要注意。

1か月1万円生活とか、もやし&きゃべつで乗り切る!という節約技はたくさんありますが、これは ”緊急事態の対処法” 。
人間の体は、食物繊維や微量酵素が働いて、はじめて排泄が整う。

私たちは体の中に臓器という袋を24時間持って歩いていて、もし自分と一体化した袋の中に、排泄しきれない悪いものがたまって、発酵し、24時間持って歩いていたら、、、うぬぬってなりますよねー。
ぶつぶつやら、カサカサに悩まされるし、性格も意地悪くなってくると思う。

こどもも心配だなー。身体の土台をつくる乳幼児期は胃袋が小さくて、食べられる量が少ないからこそ、質の良い栄養を送り込み、上部な骨組みをつくってほしい。

しかし、質の良い栄養は高い!

脂肪少ない赤身のお肉。
ビタミン豊富な旬の果物。色の濃い野菜。
不飽和脂肪酸が摂取できる、お魚。
腸内環境を整える、繊維質の多いお豆や海藻類。

けっこうお値段高めです。

赤身肉のロースがこんなにちょっとで500円じゃ、おかずがちんまりしてしまう(^^;)。
家族のブーイング必至。
”パスタや米の 1皿ボリュームアップ作戦でごまかすべー”ってなる。

しかし、栄養こそ自己投資。
健康な心と身体があれば、長く、機嫌良く、働ける!
つまり、リターンがやってくる!

スープ作家 : 有賀 薫さののnote より引用します。

私が思うに、家庭でおいしく食べることは
ある意味、きわめて簡単なことだからだ
(むしろ、外でおいしく満足した食事をすることの方が難しい)。

料理をし、手作りのものを食べることは、
実はかなりリターンの大きい自己投資だということは
最初に伝えておきたい。
料理はやらなければならないことではない。
やると得すること、なのだ。


「腹の足しにならんもんに、お金は出せない!」
から、
「栄養にならんもんに、お金は出せない!」に。

値段を抑えて、見た目のボリュームを追いかけてしまうと、総量でカロリーは高いけど、油脂と糖分がメインで、栄養素の低い食事へと、どんどん向かっていってしまうのです。

レジに並び、観察する。
スリムな人ほど、値の張る高栄養食材をカゴに入れている!

大きな声じゃ言えませんが(^^;)、スーパーのレジに並びながら、前のひとは何を買っているか、つい見ちゃいます。

お高めの豚ヒレ肉、殻付きのあさり、ぶりの切り身、ほうれん草(葉物といってもキャベツじゃない!)、ふき、里芋(下処理面倒くさい系も買っている!)、ぶどう、夏みかん(バナナじゃないんだー!)、乾物のひじき、豆。プレーンヨーグルト。

ムムム。

お高め高栄養の食材をメインに購入しているぞ、このご婦人は。

そして、外観もチェック!
とってもスリム、お肌も健康的!!

(こっそりを通り越して、凝視ですよね。アハハ。)

統計とってるわけじゃないけれど、スリムなご婦人のレジカゴには、
チルドのでっかいピザや、パリッとやける餃子、
シマダヤ3食入り焼きそばは、
入ってなーい。

食費を削ればいいってもんじゃない。だけど、適正はいくらなんだ?栄養から考える、適正価格を出す方法

わたしが参考にしているのは、婦人之友社の食費予算の立て方。特徴は必要な栄養素から、かけるべき食費を割り出す方法。
家族の年齢、性別といったプロフィールから、何をどれだけ食べればよいか、目安の量を割り出して、食品単価をもとに、おかず代として、いくらぐらい買えばよいのかわかります。
(なんかややこしい説明ですが、「健康第一の予算」がわかるってことです)

我が家は4人家族で1日2,400円くらい。生鮮食品を3日で7,200円分買うと、ちょうど良い食費。

こんな目安を頭に入れて買い物にいけば、
もやしとキャベツ、豚小間ジャンボパック、焼きそば、納豆のいつもの食材以外に、
りんご、ひじき、ぶり、蒸大豆のパック、しらすも買おうかなーってなる。

ご興味あれば、空欄を埋めてみてください。どの食材をどれくらい買ったらよいかわかります。下記のリンクからダウンロード出来ます。

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予想以上に必要な食費は高いということに、驚く!

月に8万円も食費にかけられない、重くて買えない、料理し切れずにダメにしてしまう。。。

わたしも同じように悩みました。エンゲル係数高過ぎないだろうか。。。

それなので、ジブンのものさしでアレンジしちゃいました。

「栄養って、バランスだから」と解釈。
緑の濃い野菜、海藻、卵、肉・魚、乳製品、豆、イモ、果物。
食品をまんべんなく買う。
理想の予算の8割ぐらいで。果物は毎日あるわけじゃないけど、以前よりは食べてるなー、ぐらい。
それでも、やってみると、果物も、乾物も、予算内でいろいろ買えるなーって思いました。食費5万円の豚肉ジャンボパックとキャベツの生活が終わり、ほかの必要な支出にも回せるとわかってきます。
(そもそも、食費5万と決めた理由がなかったことにも気づく。)

そして、少しづつ、頑張らず、目安の食費に追いつくように。

わたしたちは、伝説の家政婦さんのように2時間で30品も常備菜を作れるわけではないし、
車で重い食材を一気に運べる人ばかりじゃない。
少食の子どもや、運動している思春期の子がいたりして、適量も違う。
そもそも、「食」に重きを置いていない人もいるでしょう。

なので、アレンジしましょう。


とりあえず、いろいろ買う。

スリムで肌のつやが良いご婦人のレジかごになるように。粉モノは美味しいけど控え目。

食卓に上げられる分量でいい。

頑張って買っても無駄にしたり、冷蔵庫の前でぼーぜんとしてたら、続かない!

食物繊維や微量栄養素が食卓に上るような工夫は道具。

成熟した大人に料理の上達を求めるのは、つらい気がする。それは思想の自由。わたしたちに与えられた自由権だから。

青菜や豆、魚を、「蒸す、煮る、焼く、炒める」で、自動でしてくれる調理家電を買ってみるのは、レシピ習得よりも解決が早いと感じます。

わたしの場合、料理のレパートリーを広げるのは、ビーチサンダルがミズノのランニングシューズになるくらい快適だった。

けれど、ヘルシオのスチームオーブンやホットクックを導入して料理を自動化しつつ、食洗機+ルンバで時短したことは、徒歩を自転車に替えるぐらい有効だった!

台所に付きっきりにならずに、高栄養の食事がとれたら、
サイコーな人生だな、わたしは。
食いしん坊だから(苦笑

みなさんのお話しも聞かせてください。

サークル仲間がお二人、集まってくれました!感動( ;∀;)♡♡
ありがとうございます!

オンライン部活@はげまし家計部で、遅れてきた青春するべー。