ねこひげ

なにからはじめようかな、 まずは雰囲気かな?

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最近の記事

青い花

君が好きだといった青い花を 僕は今も手にしていない 青い花の名前も曖昧なまま 季節外れの夢見がち 触れたら散ってく青い花 床に落ちてく花びらが 一度 舞って 二度 舞って 三度 掴めないまま すり抜けて 描いたようには拾えない 天井見上げて僕は誓う 次の朝には散らせることなく 時代遅れの青い花 君に届けたい。

    • 読み手の想像力を良い意味で煽れる様な描き手を目指したい。

      • 硝子細工の行方

        いつかは壊れてしまうから ぼくは手に入れたくない 沈黙が少しだけ部屋の中に留まる それは余りにも不確かなことだと きみは何かを思い付いたように サイドボードの隣に向かう 細長い人差し指でゆっくりと押し続ける ぼくは急いで立ち上がろうとしたけれど 居場所を失くした硝子細工は落ちてゆく いつかは今日で いつかは明日かもしれない 「私だってそうかもしれない」 ぼくは後悔するだろう ぼくは涙を流すだろう あの硝子細工の行方は二人しか知らない。

        • パラダイスソート

          この世界はただ少し厄介なパラダイス 誰かの為に作られた実際のパラダイス 声高に夢を語るには未だに窮屈さ 落ち込んだ姿を確認してから 手を差し伸べるなんて 従順に明日を迎えたいのだろう きっと自由は行く当てもなく 幾度も巡り続けていく 背中の白い翼にはもう綺麗な羽根など存在しない 今では灰色にくすんだコミカルなオブジェさ 前のめりで他人の不幸を窺う姿は誰もが不格好なのに どうやら笑うに笑えないようだ 全ての足もとが今にも崩れ落ちそうなんだから まともにダン

          辛いときには辛いと言えるたった一度の勇気がいつか君を守ってくれる。

          辛いときには辛いと言えるたった一度の勇気がいつか君を守ってくれる。

          わたしは言葉を綴り続けるのがすきなのかもしれない。

          わたしは言葉を綴り続けるのがすきなのかもしれない。

          君から醒めない

          それは眩しい季節だった 時間は少しだけゆるやかに感じて 僕たちの今は昨日よりも穏やかで すぐには明日に行きたくなかった 窓の向こうに偶然君が見えたから 僕たちは思いきり手を振ったんだ 君はすぐに気づいたけれど ちょっと困った顔をして そっと手のひらを振ってくれた 君の黒髪が襟元から後ろへ返る 僕たちが君をみた最後の日だった 今でも時々思い出す 目の前の君がいた、あの夏を。

          君から醒めない

          とことん言葉を追い詰めてゆく。

          とことん言葉を追い詰めてゆく。

          言葉に乗せる楽しさ。

          言葉に乗せる楽しさ。

          望みを叶えてくれる人

          今日という日を見つめなさい 振りかえっても大丈夫 ゆっくり前を向きなさい その先が暗闇だったのなら 静かに瞳を閉じなさい まぶたを開ける その時までに 暗闇の色を薄めなさい 澄んだ瞳が邪魔されないよう 涙をこらえて叫びなさい 暗闇が消えたと芯で感じたら あなたは哀の意味を解きなさい。

          望みを叶えてくれる人

          繰り返す予感

          渡したい思いがある 渡せない思いもある 砕けた瞬間にまた集めている 壊れたようにまた踊っている もうすぐ夜だ いつもの夜だ 変わらないし 変われない きっと明日も繰り返す 思うように上手くはいかない そんな予感に操られ 壊れたようにまだ踊っている。

          繰り返す予感

          深淵に揺れる

          不確かな存在から何かを探しだすのに どれくらいの時間が必要だろうか 自分自身の存在さえも疑わしいのに 最後まで信じきれるのだろうか 分かる 分からない 知る 知らない この悲痛な感覚は深淵に揺れる 曖昧な世界の始まりだ。

          深淵に揺れる

          まだ何かを迷っている日々。

          まだ何かを迷っている日々。

          「note」の言葉や作品を一通り眺めています。 昨日の自分が今日も楽しめるのかを気にしている。

          「note」の言葉や作品を一通り眺めています。 昨日の自分が今日も楽しめるのかを気にしている。

          いきなり飛び込んでみた「note」という場所。 今日の自分がどんな感じで楽しめるのか気になる次第。

          いきなり飛び込んでみた「note」という場所。 今日の自分がどんな感じで楽しめるのか気になる次第。