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香港・マカオ旅 前編

9月の3連休を利用し、学生時代の友人と2泊3日の香港・マカオ旅行へ。
夏季休暇に海外旅行を計画できなかった不完全燃焼感から3連休でも行ける近場海外へ行こう!と半ば衝動的に思い立ってのことだ。
(それにしても、3連休にふらっと海外へ行くことができるようになったのが本当に嬉しい。)

1日目

6時35分羽田発の便で香港国際空港へ向かう。
羽田から国際便って出てるんだね・・・!

5時間ほどのフライトで香港着。
日本との時差は1時間。朝の便で出て午前中に香港に到着。
LCC(今回は香港エクスプレスを利用。)の狭苦しい機内だと前日が空港泊だった疲れも相まってか5時間が途轍もなく長く感じてしまう。


さて、友人と立てた1日目のスケジュールはこんな感じ。

海外での現地集合ってドキドキするよね

無事、空港へ着いたわたしは集合場所となるホテルへ向かう。

ホテルの住所を調べて、Googleマップへ打ち込む。
ここでわたしはあることに気付く。

ん・・・?

ホテル、重慶大厦やん・・・!?!?


重慶大厦とは香港一ディープな場所、なんて言われている複合ビルのこと。沢木耕太郎氏の「深夜特急」でも描かれており、旅人の聖地のような場所らしい。

香港のホテル、やっすいな~なんて思いながら適当に予約をしていたため、
住所に書かれた”重慶大厦”の文字をみるまで気付かなかった…
宿泊当日にわたしは「あの重慶大厦に泊まるんだ!」と知り、テンション爆上がり。(一度は怖いもの見たさで泊まってみたかった。)

爆速で重慶大厦へ向かう。

バスの車窓からの風景が如何にも香港らしい

尖沙咀行きのバスに乗り、揺られること1時間ほど。
ついに待ち合わせ場所兼本日の宿、重慶大厦へ到着。

重慶大厦
入ってすぐに外貨両替所とインドカレー屋さんがずらり


異国を感じる。視覚からも嗅覚からも聴覚からも。

すごい。

先に着き、チェックインを済ませたという友人へ連絡をし、ホテルへ向かおうとすると、
「迎えにいくから待ってて!」
と返信がきた。

どうせわたしも荷物預けたいから全然向かうのにな~なんて思った直後、友人と合流し、迎えが”必要”だった理由を悟る。

このビルの中、本当に迷宮
アルファベットでエリア?が振り分けられていて該当するエリアのエレベーターに乗らないと行きたい階に行っても目的の場所にたどり着けない上、案内版が死ぬほど不親切なのだ。

絶対ひとりじゃ詰んでた・・・。

わたしより先についた友人は人に聞きまくって、親切な香港の人たちに助けられ、なんとか辿り着いたらしい。
それで、わたしを迎えに来てくれてホテルまで連れていってくれようとするけど、迷う迷う・・・。本当に一回じゃ習得できないレベルで複雑。

迷宮・重慶大厦に苦戦しながらもなんとかホテルへ。
これはディープ宿だ・・・と感じた。

ちなみに泊まった宿はこちら。料金は1泊2500円/人。(土曜日なのに安すぎるし、重慶大厦の可能性に気付けなかったことが奇跡まである。)

部屋は汚くはないけど、安宿あるあるのトイレの真上にシャワー設置やなぜか蓋がなくむき出しになってるトイレの貯水タンク(黒い水が溜まってた・・・)など、日本の一般的なビジネスホテルを想定していくとギャップにやられてしまうようなレベル感。
ホテルのお姉さんも親切だし、まあ2500円ならあり◎

はちゃめちゃホテルに気を取られていると一瞬で一日は終わってしまうから、昼食へ。

適当に入った飲茶のお店

着席と同時に「Jasmine tea?」と否応なしにジャスミンティーが。飲みたいお茶が決まってたら速攻で主張しないとダメっぽい。

あと食器洗う用のお湯、飲み物だと思って飲む寸前だった(汗)色々と飲茶ルールがあるらしい。難しい。でもおいしいからオールオッケー◎店員さんにおすすめを聞きながら頼んだ名前も知らない料理たちはどれもわたしの口にぴったりだった。


昼食をとった後はメトロに乗って"益昌大廈・通称 モンスターマンション"へ。
最寄駅に着いた瞬間、
(もうこれもモンスターマンションでは…?)と思ってしまうような佇まいのビルがお出迎え。

何階建…?


最寄から歩いて10分も経たないうちに到着。

モンスターマンション(益昌大廈)
家の密度が凄過ぎる!
耐震とか大丈夫なのかな?なんて心配してしまう
地震大国国民の性
曇天に映える

今はなき九龍城もこんな感じだったのかな〜なんて考えながら、いやあっちは無くなったのにこっちはまだあるのすごくない…!?と二重に感心。
普通に生活してる方もいて窓から住民が顔を出してたり、洗濯物が干してあったり……
なんというか日常とわたしの視点からの非日常が混ざり合った不思議な風景………好きだ………


雨もぱらぱらとしてきたのでそそくさと退散。スケジュールもまだまだあるし!


通菜街でショッピング。ネオンがピカピカ。ネオンって香港感があって良い◎

もっと暗くなってからの写真があればよかったな〜

女人街、男人街…いろいろ分かれてるけど、いまいちどこがどこなのか区別がつかず……まあ、アジアのマーケットってこんな感じだよね〜
と思いきや、金魚街だけは異彩を放ってた。

すごい数の金魚。(魚?)
1店舗ではなく同じような店が大量に並ぶ。
犬猫などのペットショップも多々、

金魚ってこんなに何匹も袋に詰めて売っていいの……?外国人観光客は生き物買って帰らない気がするし、こんなに大量の金魚の在庫は果たして捌けるのかな………それとも………

これ以上考えるのは終わり。(・_・;

衝撃の金魚街を見たあとはビクトリーハーバーでシンフォニーオブライツを鑑賞。

綺麗だったけど衝撃は低め。
わざわざ見にこなくてもいいかも…

もっと派手なショーなのかと期待し過ぎてしまっていたら、あれ?これ…?ん?始まってる?って感じでよくわからないまま終わってしまった。期待し過ぎNG。

夜ご飯は煲仔飯!(ボウジャイファン)
わたしがどうしても食べたくて絶対これは外せないってずっと楽しみにしてたご飯。

お店はここ↓


ビニール貼りになってるのがローカル味を感じる◎

このお店の空調ガンガンで本当に寒かった…!(ビニール貼りだから頑張って空調効かせてるんだろうな…)加えて、混んでたのか、注文して1時間ぐらいなにも出てこず、寒いけど暖かいもの食べたから大丈夫⭐︎なんてことはならないぐらい冷えたT_T

1時間待った後届いた煲仔飯
美味しそう!

お米に、肉に卵にネギ!絶対おいしい(確信)
味は本当に美味しかった〜〜〜今日の道中でいろいろ食べ過ぎて100%の空腹で来れなかったのが悔やまれる。

お腹もいっぱいになったところで本旅1日目が終了。
癖強ホテルに帰還。ホテルについてからは「絶対ダニいるよ~!寝れないかも!」なんて散々心配しながらの爆睡。
どこでも寝れるって人生において相当なアドバンテージかもしれない…


次はいよいよマカオへ上陸。
初日とは打って変わって良さげなホテルも手配したので振り返りも初日とは違ったわくわく感があります。
是非次の記事も読んでいただけると嬉しいです。


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