見出し画像

青山学院大学の休学制度について

このnoteは以下の人を対象に書いています

・青学生で休学を考えている人
・青学の休学費用について知りたい人
・留年,休学,卒業延長の区別がついていない人


僕は、2020年後期から2021年後期の1年間大学を休学をしています

自身が休学していることもあって、同級生から後輩など、様々な人から休学について話を聞かせてほしい!と言われる事が多々ありました

その時に思ったのは、結構 "休学" について勘違いしている人が多いな・・・。ってことです。

この記事では、自身の通う青山学院大学の休学制度について、お話できればと思います。

1.どんな人が休学できるの?

結論からいうと、休学に関して特に条件はないと思います。
大学Webページには以下の記載がなされていますが、この”その他”の部分でだいぶ幅広い事項を網羅していると思います。

スクリーンショット 2021-07-01 18.00.13

出典: https://www.aoyama.ac.jp/procedure/formalities/

休学したい旨を大学に伝えると、休学申請書が家に届きます。それに休学理由を書くのですが、休学申請時点で、休学中に何をするか決まっていなくても、記入欄に「インターンを考えています」などを書けば、普通に受理されると思います。僕自身、休学申請時点で何をするかは特に決めていませんでしたが、インターンをしたいからという理由で出して、無事に受理さてたので、余程ふざけたことを書かない限り受理されると思います。

2.休学費用について

青学は学部毎に指定されている在籍基本料が休学費用となります。
学部によって在籍料は異なるのですが年間60,000円〜80,000円となっています。各学部の在籍料について

自身の学部の場合は80,000円だったのですが、休学に関してかかった費用はこの金額のみで、私立大学にしては良心的な値段設定だと思います。

*この情報はあくまで執筆時点(2021/07/01)の情報なので、ちゃんと学務に相談して最新の情報を聞くことをおすすめします

出典: https://www.aoyama.ac.jp/procedure/formalities/

3.休学ができる学年

休学の申請の締切りは4年時の12月末日となっています。4年生の年明け時点で、もう1年大学に残りたいという場合は”卒業延期"(後で説明します)という制度を使わなければなりません。もう1年勉強したい!インターンに集中して色んな会社をみてから就活したい!と思っている人は12月までに休学手続きをすることをオススメします。

出典: https://www.aoyama.ac.jp/procedure/formalities/

4.留年,休学,卒業延長の違いってなに?

簡単にまとめると以下の図の通りです

画像2

一般的に成績不振で学年が上がらないことを"留年"といいますが、同じ学年に留まることを総じて”留年"と言います。

なので、結局のところ、インターン等で休学しようが、テストの成績が悪かろうが、言葉の定義上は全て留年ってことなんですよね。

言葉の定義が一緒でも、かかる費用が全く違うので、この部分を説明したいと思います。

## 成績不振による留年
成績が悪く進級の条件に満たなかった場合には、前年度と同じ分の学費がかかります。つまり、単純にもう1年分多く学費を払わなきゃいけないってことですね。
親に見せる顔が無い留年生を何人も僕は見てきました。みなさんこうならないように頑張りましょう笑

## 休学による留年
"2.休学費用について"で説明した通り、かかる費用は年間60,000円〜80,000円です。半期休学の場合は単純にこの半分の費用となります。

## 卒業延長による留年
まず"卒業延長"って何?ってところなのですが、青学Webページには以下の記載がされています。

"4年次に在学し、卒業に必要な単位を修得した上で就職や国家試験受験等で勉学の継続を希望する場合、具体的な学修計画や明確な理由を有すれば、卒業の延期を認めて学修継続の機会を提供する制度です。"

出典: https://www.aoyama.ac.jp/procedure/formalities/

つまり、卒業単位を全部取って、本来卒業できる状態なんだけど、プラスアルファで大学に残って勉強したい!って言う人が使う制度ですね。

この場合にかかる費用は、学部にもよるのですが、1年間で600,000円〜だと思います。卒業延期制度は履修する科目の多さによって値段が上がっていくシステムなので、人によっては600,000円より多くかかる場合もあります。

5.休学と卒業延期 どっちを利用すればいいの?

結論からいうと、その人の置かれている状態によるってのが答えです。

端的に休学と卒業延期の違いを説明すると

休学=費用が安い,休学中は履修登録ができない,申請:4年12月末まで
卒業延期=費用が高い,履修登録ができる,申請:4年1月以降

という感じです。

就活が上手く行かず、もう1年かけて納得する形でやりきりたい!と思ったタイミングが4年の12月より前なら、休学一択だと思います。卒業延期だと、かかるお金が一桁違うので....。

4年の12月までで、もう1年大学に残って勉強したい!と思う人に関してはケースバイケースだと思います。

休学中は履修登録をして授業が受けれません。なので、教職の授業を取るために休学して勉強する等のことはできません。この場合は卒業延期制度を使うべきだと思います。一方で、単純に授業を受けたいということでしたら、休学をオススメします。授業の聴講が目的なら、担当の先生に頼んで、潜りで、授業を受けるということができると思います。
大学の先生は学びたいという学生に対し、門戸は広く構えているものなので、休学だからといって、授業を受けさせないという人は、まずいないと思います。なので、受けたい授業があれば、先生に頼んでみましょう!ただし、休学の学生は履修登録はできないので、単位はつかないことには注意です。

4年の1月以降で、就活や勉強等の目的で、もう1年大学に残りたいと思ったなら、卒業延期の選択肢しか残っていません....。なので、4年の12月が大きな節目だと思います。休学費は年間 60,000〜80,000円なのに対し、卒業延期は600,000円〜とかなり高額なので、注意が必要です。

6.さいごに

自身の将来や就活について悩みを持っている青学生が、この記事に行き着くのではないのかなと思い、この記事を書きました。私自身、休学をするにあたって、すごく悩んだし、葛藤もありました。周りと1年遅れてしまう不安や、就活でマイナスになってしまうかなど、考えだしたらきりがありませんでした。しかし、実際に休学してみると、想定していた不安はただの思い過ごしでしかなく、今になってみると、休学という選択をしたあの時の自分を褒めてあげたいくらい、よい選択であったなと思っています。

もし、休学した人が周りにおらず、話を聞いてみたいという方がいたら、DM等でメッセージいただければ返信させていただきます。

この記事が休学を考えている青学生の一助になれば嬉しいです。

Instagram:
https://www.instagram.com/shogo_hirasawa/?hl=ja

Facebook:
https://www.facebook.com/ShogoHirasawaa/







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?