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多肉植物を我が家にお出迎え

先日、急に多肉植物を育てたいな~と思いまして、思い立ったが吉日ということで、近所のホームセンターで2種類の多肉ちゃんを購入してしまいました。秋になるとなぜか植物を育てたい欲が出てくるんですよね。気温も下がって肌寒くなるとともに生じる心の寂しさの埋め合わせかな?なんてね。やかましいわ。


そんな前置きは置いておいて、今回は新しく我が家にやってきた多肉ちゃんたちを紹介したいと思います。

まず1つ目は、センペルビウム属のパシフィックレッドローズです。

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この子は「彩(あや)」と命名しました。パシフィックレッドローズという名前的に「彩」感を感じませんか?むしろ感じてください。僕は感じました。


なんやかんや言っていますが、このお名前は、僕の好きなアイドルである私立恵比寿中学、通称“エビ中”の安本彩花さんのお名前に由来しています。推しメン由来の名前を付けてしまうなんて安易なオタクですよね~。この子には推しメンのように強く美しく育ってもらいたいです。


お次は、セダム属の月の王子。洒落たお名前です。

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この子には「たけちゃん」という名前をつけました。この種類は、上に伸びて成長していくらしいので、竹のようにぐんぐん成長してくれたらいいなという思いと、推しメンである日向坂46の高本彩花さんのあだ名から「たけちゃん」と名付けました。アイドルオタクの弊害がもろに出てしまっています。お恥ずかしい。



この多肉植物たち、少し調べてみると、一般的な植物とは光合成の仕組みが異なるみたいです。

光合成とは、簡単に言うと、植物が葉緑体で水と二酸化炭素、そして太陽の光エネルギーを使って、デンプンなどの養分と酸素を作り出す働きのことです。

一般的な植物は、太陽の光が当たる昼に、気孔という空気の通り道を開いて二酸化炭素を取り込み、光合成を行っているのですが、

多肉植物は、夜の間に二酸化炭素を取り込んで、リンゴ酸と呼ばれる化合物に変換して体内に貯蔵します。そして昼には二酸化炭素を取り込まず、夜の間に蓄えたリンゴ酸を利用して光合成を行うのです。

昼に二酸化炭素を取り込まない、すなわち気孔を開かないことで、体の水分の蒸散が防がれ、多肉植物は乾燥に対して強い体になっているそうです。実際、多肉植物の仲間は、砂漠などの乾燥したところにも多く生息しています。

つまり、多肉植物では、昼と夜の完全分業制で光合成が行われているという訳です。なにその生態、おもしろすぎるでしょ。


ちなみに夜の間に作られるリンゴ酸は、名前の通りリンゴから発見された有機酸で、あっさりとした酸味を感じるらしいです。

ということは、多肉植物がリンゴ酸を蓄えた朝に、それを採取して食べたら、ほんのり酸味を感じて美味しいということでしょうか。いや、さすがに食用じゃなかったら美味しくはないと思うけど。



はい。これでも理系大学生なので、少し理系チックな話になってしまいましたが、世界にはまだ知らない興味深いものがいっぱいあるんだな~と軽く受け流してもらえれば幸いです。


色々と話が脱線してしまいましたが、今回お出迎えした多肉ちゃんを枯らしてしまわぬよう、愛情を持って大切にお世話していきたいと思います。

「彩」と「たけちゃん」
おいしくなれよ...いや、大きくなれよ。

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