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おいしい、たのしい、プロゴルフツアー。JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2023

日曜日に、栃木県那須塩原市で開催された男子プロゴルフツアー『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品』を観戦してきました。

高原サイクリング

夫は別の予定があったので、気ままなひとり観戦。
宇都宮駅からJR東北本線を北上し、西那須野駅で下車しました。

駅からはレンタサイクルを借りました。
というのも、帰りのシャトルバスの混雑を避けたいのと、西那須野を観光をしたいから。

マップを見ると、会場までは那須連山へ向かう緩やかな登り口調で、片道9.4キロ。ママチャリだと1時間くらいかな。

思いのほか日差しが強くて暑かったので、コンビニやドラッグストアで休憩しながら、45分ほどかけて那須千本松牧場へ。

シャトルバス乗り場で当日券(1,500円)を購入して、西那須野カントリー倶楽部へ向かいます。

牧草地の奥には八方ヶ原の山々が見え、那須に来たなあと感じます。

会場へ向かう杉並木には、大会やスポンサーの看板がずらりと並んでお出迎え。

会場入口に着くと、スタッフの方が駐輪スペースへ誘導してくれました。
受付でチケットの確認と再入場用のリストバンドをもらい、いざ会場へ。

選手会が主催する、アットホームな大会

JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品は、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)が主催の大会です。
メイン会場では選手のサイン入りボールが当たるチャリティーガチャや、選手とグータッチができるゾーンなどがありました。選手が大会を盛り上げていて、ピリッとした中にもアットホームな雰囲気がありました。 

ゴルフ場でのマナー

ゴルフの大会では、基本的に撮影はNGです。
とにかく選手ファースト。選手が集中してプレーできるように、観客の携帯電話はオフにするかマナーモードにします。また、選手がプレーに入るときは、足を止めて静かに待機します。

今大会は無音カメラアプリを使用した静止画・動画の撮影が可能だったのですが、迷惑にならないよう自粛しました。

唯一あったフォトスポットです。

好きな選手は、右下のブルーのウエアの堀川未来夢選手と石川遼選手です!

あつあつ! 焼きたてのおもち

うれしかったのが、特別協賛であるサトウ食品さんの「サトウの切り餅」の無料配布。

お餅は好きな味付けを選ぶことができ、しょうゆやみたらしのほか、チョコなどもありました。わたしはスタンダードなしょうゆ。おもちは熱々ほわほわで、とても美味しかったです。
しばらくすると選手がやってきて「みたらしひとつください」。すぐ横でおいしそうに食べていました。選手との距離が近くて、ドキドキです。

追いかけるもよし、定点観測もよし

ゴルフ観戦のいいところは、好きな場所で観戦できるところです。
受付でいただいたコースマップの裏には、選手の組み合わせやスタート時間が掲載されていました。

パンフレットより引用
パンフレットより一部引用

近くのコースでプレーしている選手と組み合わせ表を照らし合わせると、どの選手が今どこのコースを回っているか、だいたい見当がつきます。

お目当ての選手のあとを追いかけて、一緒にコースをまわるのも楽しいです。人気選手にはたくさんのギャラリーが付いていて「ナイスショット」の声がたくさん飛びます。

大勢の観客とともにやってきた石川選手は王子様みたいで、かっこよかったです…!!

途中、堀川未来夢選手を追いかけながら2ホールほど回ると、選手はホールごとに戦略を立ててプレイしているのがよくわかりました。それと、終始なごやか。また、移動中に「ナイスバーディ」と声をかけたファンとグータッチする姿もありました。

また、定点観測ですべての選手を応援するのも楽しいです。
この日は日差しが強かったのと、サイクリングでバテてしまったのもあり、ほとんど最終18ホールの木陰に座り、のんびり観戦しました。

会場には、リアルタイムの順位が掲示される電光掲示板があります。また、それぞれの組ごとにスコアが書かれたプラカードを持ったスタッフが同行しているので「この選手はスコアを上げて優勝争いをしてる」とか「この組は低調だったのね」と知ることができます。

明暗を分けた、バーディーパット

大会は終盤にさしかかり、優勝争いは同スコアの谷原秀人選手と長野泰雅選手に絞られました。

長野泰雅選手は20歳。

対する谷原秀人選手は、44歳の選手会長。

先に最終18ホール(パー4)にやってきた谷原秀人選手はパーで締めくくり、24アンダー。そして最終組でやってきた長野選手は、2打目をピンそば1メートルにつけるナイスショット。カップインすればバーディとなり、プロ初優勝が決まります。

長野選手のウイニングパットを見届けようと、観客のほとんどがグリーンへ集まっていました。わたしは移動せず、遠くから見ていましたが。

そして、長野選手がパットを打った直後に、会場にはため息とどよめきが起こりました。残念なことに、パットが外れてしまったようです。その結果、谷原選手と長野選手の2人によるプレーオフとなりました。

プレーオフでは、ふたたび18ホールをまわり、スコアがよい方が優勝となります。
谷原選手のティーショットはフェアウェイをキープしましたが、長野選手のティーショットは「ファー!!」無情にも林の中へ…。

長野選手はリカバリーしたもののボギーとなり、落ち着いてパーを決めた谷原選手が優勝しました。

掴みかけた優勝がするりと逃げていった瞬間を目の当たりにし、ゴルフの一打の重みを感じました。


大会終了後、ふたたびサイクリング。千本松牧場、那須野が原博物館、市立図書館をめぐって、西那須野駅へと戻りました。帰りは下り坂、最高。

久しぶりにたくさん自転車に乗ったので、家に帰ったら両足がカクカク、仔鹿のように。

おいしくて、楽しくて、暑かった一日でした。

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