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14歳からの哲学-考えるための教科書 (著 池田晶子)

難易度12(下記[12/12])で読了!

哲学といったら考え方と言い換えるぐらいの理解しかなかった私ですが、
ふとしたきっかけで本書を読んでみました。
タイトルは14歳からとありますが、14歳には少々難しい内容だと
感じました。逆に言えば、大人の人でも十分に読み応えがあると思います。
美しいとは何か?時間の流れなんてものは存在しない(理由は読んでみて
ください)など納得したり考えさせられる内容です。
著者の主観的な見方も少々あり、それは違うんじゃないかと思われる箇所も
あるかもしれません。ただ、それは哲学の本質ではないことなので許容して読んでいただければと思います。
読み終えると、人間のすばらしさ、人生の深み、人間関係のことなど
視野が広がること間違いなしです。

- [X] 池田晶子[1/1]
    - [X] 14歳からの哲学 考えるための教科書[12/12]
        - [X] 観念
            - 物事に対してもつ考え。人間が意識の対象についてもつ、
             主観的な像や印象。
        - [X] 現実を作っているのは観念だ。
                観念が変わらなければ現実は変わらない。
        - [X] 理想こそが現実を作っている、理想を失わずにいるのであれば、
               それはすでに現実である。
        - [X] 自分を愛するとわ
            - 自分で自分を味わう仕方を覚えること
        - [X] 上品(じょうぼん)
            - 外見ではなく、一級品。上等なもの。
        - [X] 下品(げぼん)
            - 外見ではなく、下等なもの。
        - [X] 卑怯は精神の死
        - [X] 目に見えない観念の動きを捉え、外界を疑って、内界を見据える
        - [X] 善悪と快苦が一致するには
            - よいことでなければしたくない、よいことだけが「したいこと」
              と変わること
        - [X] 時間というものは、本来、流れるものではない
            - 過去から未来へ流れるものではなくて、ただ「今」があるだけ
        - [X] 人生は、自分が思った通りの人生になっている。
                人は、思うことで、人生の運命を自由に創造することができる。
            - これは素晴らしく、かつ、厳しいこと
        - [X] 天網恢恢粗にして漏らさず
            - 点の網は広くて粗いようだけれども、悪事は必ず露見する。
              つまり、悪人には必ず天罰が下る。

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