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未来の食事は培養肉が主流!?二酸化炭素との環境は

2040年には6割が植物性代替肉か細胞を培養した培養肉になるといわれています。その中で、まだまだコストがかかるといわれていた培養肉のコストを9割減らせるという驚きの記事が出ました。

それをする企業が日立造船とNUプロテインです。NUプロテインは動物細胞ではなく、小麦から出る小麦胚芽と動物の遺伝情報のメッセンジャーRNAを使って培養します。

そのため、従来、必要だったウイルス除去の工程がいらないということです。

このNUプロテインは2回投資家に資金をつのっていまして、1回目は5738万円、2回目は4168万円仕入れることができたようです。

そして、日立造船が「小麦胚芽を特殊な溶液を混ぜて抽出する抽出液」の製造配分を正確に充填する装置の機械化に成功したため提携したという流れになります。

2040年には70兆円規模になるといわれている培養肉の産業化に一手を投じると予測できます。

日立造船は2025年にはシンガポールで培養肉販売をするということですが、アメリカの植物卵と培養肉を開発するイートジャストも
シンガポールで販売しています。

イートジャストのCEOであるジョシュ・テトリックさんは以下のことをいっています。

「まず忘れてはいけないのは、一見して突飛に思えることは、いずれ当たり前になるということです。

仮に僕が2002年に、音楽のほとんどは売れなくなって、ストリーミング配信されると言っていたら、おかしいと思ったはずです。

誰もが食べる肉になりますので、培養肉はいずれ話題にされることもなくなるでしょう」

確かにその通りだと思います。それから、今後の未来でもっと深刻に食糧難になることを考えるとこういう培養肉や代替肉が必須にならざるを得ません。

ましてや、牛や鶏などの殺処分もなくなることはとても良いことです。

ただし、環境にも良いのかと思いきや作る工程で二酸化炭素をかなり排出してしまうという結果が出ているらしいのです。

そこら辺のことがNUプロテインでも対策できているなら良いですが、ネット情報ではそこまで追えませんでした。

ちなみに日立造船は2000年頃からずっと株価は低迷しているようです。しかし、1996年6月に6300円まで上がった実績はあるようですから、この839円が化けたら面白いです。

とはいっても大手ですから、あまり期待できませんが。
#培養肉 #代替肉
#日立造船
#NUプロテイン

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