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金だけが資産じゃない

「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」を読んだ。面白いと思った要素を共有する。

資産には有形資産(金銭、不動産など)と無形資産があるが、一般的には有形資産に目が行きがちである。自分も今まではそうであった。今回は無形資産にはどんな種類があり、人生にどんな影響をもたらすのかを紹介する。

1、生産性資産

知識、評判、職業上の人脈をさす。大学生は目の前のアルバイト代も大事だが、身につけている知識や作っている職業上の人脈を省みてみよう。それらは数年後の”なりたい自分”が活かせるものであるかどうか、今一度考えてみるべきだ。

2、活力資産

自己再生の友人関係、健康、人生のバランスをさす。自分に当てはめてみる。不規則な生活をしていても体がついていくのは、中高時代サッカーをして積み重ねた健康の資産があるからであり、今はそれを少しずつ食いつぶしている状況だ。友人関係に関しては、連絡をとったり会ったりして資産を積み重ねている状況である。その頻度が落ちるとすぐに友人との関係が希薄になってしまうわけではないが、資産を食いつぶしている状況である。

3、変身資産

多様な人的ネットワーク、自分についての知識をさす。本書のメインテーマである「寿命が100歳まで伸び、勤労年数も伸び、転職が当たり前になっていく中でその環境の変化にいかに対応できるか」に寄与する資産である。変化に対応するには人脈が多様であること、また自分がどんな人間で何が得意で何が苦手か理解しておくことが重要である。

今後の人生をより豊かにすべく、有形資産はもちろん無形資産も貯蓄していきたい。人生はまだまだ長い。。



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