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男と女の批判力

ユウヤです。みなさん戦ってますか?

前に読んで面白いと思った本の著者が2冊目を出してたことを知って急いで買ったところ著者の顔写真があり何と女性で凄い驚くということがありました。経済と歴史がテーマの本だったために勝手に男性だと思い込んでいました。その本は鋭い批判が光る内容で、特に良かったのが批判がとても鋭く力強く感じられるとこなんです。それで思ったんですが、女性と男性ってそれぞれ同じことに対して行う批判でも何か違うなって感じませんか?それについて考えたので語らしてください。

男に勝る女の口撃力
女性の方が男性より口喧嘩が強いことに関して異を唱える人いますか?あまりいないと思います。
両親が口論になると母親が父親を丸め込んでしまうという家庭が多数派だと思うんですよね。
口喧嘩だけじゃなくて討論や論戦と言った物でも女性の方が勝っているように自分は感じます。
前にTVで某大企業の創業者と大学教授の女性が今後の社会や経済について考えを話し合う番組をやっていました。大企業の創業者として数え切れないほど会見や演説や総会などで話してきたほどの方なのに大学教授に鋭く指摘され批判を受けて後半は話してる内容がしどろもどろでフワフワしたことしか言えなくなっており、大企業の創業者とはとても思えない様子でした。
他には論戦となれば政治ですよね。有名な女性政治家と言えば蓮舫さん、稲田さん、小池さんと何人も出てきますがみんな批判力に長けてるという共通点があります。
蓮舫さんは与党の時には事業仕分けで批判力を発揮し、2位じゃダメなんですかという言葉は流行語の一つになりましたし、野党としても常に与党と激しい論戦を繰り広げていますよね。
稲田さんは防衛大臣として批判される側に立ち辞任した印象が強いと思いますが、野党だった時には蓮舫さん顔負けの鋭い指摘を行い与党を追及していました。
小池さんは正に時の人ですよね。密ですを皮切りに言葉の力を最も使ってる政治家ではないでしょうか。都知事選では他の候補者とはバチバチに戦ってましたし、都知事になってからもその姿勢は変わっていませんよね。
改めて見ていても批判力が必要になったり、武器になる環境においては女性の方が強いように見受けられます。

性差から来るもの?
よく言われることが男性は狩りに行くからあまり会話をしないし、会話の内容は問題解決に重きを置く。女性は子育てなど周りの女性の助けが必要になるため会話などでの雑談力が求められ会話では解決することよりも共感することが大事である。こういう風によく言われませんか?自分はこれに対してあまり腑に落ちないんですよね。実際に学生の時や社会人として周りを見てもそんなことないと思うんですよ。
男性だって友達と集まってご飯食べた後に何をするでもなく1時間も2時間もダラダラと雑談をしてますよね。
女性だって何か問題起きた時に男性よりテキパキと解決に取り組むことありますよね。
ならなぜなのか。批判力に差があるのは女性が優れているというよりも、男性が劣っている、向いてないからだと思います。
男性の批判って女性の批判と違って嫉妬や妬みと言った感じが出てしまい言葉が軽く思えたり、角が立たないようにするせいで鋭さがなかったりしてるように私は思います。
男性の批判は批判そのものが目的ではなく、手段となっていて、女性は批判そのものが目的のため人に届くんだと思うんです。
人間も生物である以上は子孫を残すことが本能です。それを果たすために男性は競争に勝たなくてはならず、相手を落とすか自分を上げるかするために批判を使っています。女性は競争よりも生活環境を良くすることで自分の子供の生存率を高くすることに力を入れるため問題点を見つけることが大事になり、問題点を炙り出すためには批判が重要です。批判のための批判をすることができます。
やはり性差から来るものなのでしょう。

得意を活かす環境へ
女性の社会進出が言われ出してからかなり時間が経ちましたが未だに日本は先進国の中で最低水準にあるとのことです。特に女性の管理職や議員が少ないと問題視されてます。
ただ私はやたらめったらに女性が男性の仕事に進出したからといって上手く行くのかなと疑問に思ってます。
例えば力仕事や肉体労働と言った男性が多い仕事に女性の割合を増やしたとして効率が上がったりするとは思えないって人は私だけじゃないですよね。
社会全体にとって女性の社会進出がプラスに働くためには適材適所が大事ですよね。そう女性が男性より優れた部分を活かせる仕事や役職にこそ進出しやすくしていくことが重要です。
今まで話したことからわかりますよね。女性が優れた批判力が求められる環境にこそ進出が必要なんです。
管理職や議員なんかが分かりやすいですよね。聞きたくない、言われたくない耳が痛くなる鋭い批判をしなくてはならない立場に女性が足りてないように思います。
男性だらけの大企業、国会はどうでしょうか?忖度という言葉が流行語になったというだけで私が語るまでもないですよね。
昔は3世帯住宅が珍しくなかった時代です。家で一番偉いのは父親ではなく祖母だというのが当たり前でした。しかし今は核家族化が進み家で一番偉い人が批判力に長けた女性ではない家庭が多くなってきてます。少子高齢化が進んでいるのに今の日本人には厳しいことを言ってくれる年長の女性が家にいないという状況になっています。世代間の交流を活発にしていくことが必要なのかもしれませんね。

最後に
後半の締めは私がおばあちゃん子であることが強く出てしまいました。
ただ私は亀の甲より年の功という言葉は正しいと思っています。そして年の功というよりも祖母の功だと思っています。
コロナ禍により今まで以上に世代間の溝が深くなってしまっていると感じられます。
一人のおばあちゃん子としてお年寄りを大切にしていく社会を守っていきたいです。

次も是非読んでください。

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