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無駄な時間を排除し、時間を確保するマニアを見習おう。

◯マニアは、時間を捻出し確保している。

 マニアに対して、趣味や好きなことに充てる時間がよくあるなあと感じるかもしれません。そんな時間があれば他のことをしたら良いと思うかもしれません。理解できないことに没頭する姿に時間を無駄にしていると思うかもしれません。しかし、マニアは、時間を無断にしているのではありません。好きなことをする時間を捻出・確保しているのです。
 そして、その方法が何か特別というわけではありません。好きなことをする時間をまず決めて、仕事や用事はその他の時間にする。こだわりを減らして興味が薄いことへかける時間を短縮する。隙間時間があれば、好きなことをする。ただそれだけ。違うのは、それを実行する意志だけである。

◯ マニアは覚悟を持って好きなことをしている。

 映画が好きな人は、映画が見たいと思ったら、まず映画を見る時間を決める。コンサートに行きたいと思えば、コンサートに行くための時間をまず設定する。遠出の場合は数日かかる場合もある。それに合わせて仕事や他の用事を調整する。行けたら行くとは考えない。行くために調整する。休む必要があれば休めるようする。休めたら休むではなく、趣味のために、したいことのために休む。ゲームや新刊の発売日に仕事や学校を休む。仕事を辞める人もいる。友達の誘いも断る。断った結果として起きる不都合も受け入れる。つきあいより自分の趣味を優先する。会社での立場よりも趣味を優先する。生活や人生を楽しむために、趣味や好きな事を優先する。         このように、マニアは、趣味や好きなことをすると決めた時間は、覚悟を持って実行する。もちろん「好きなことをすること」と「それに伴う不都合」を天秤にかけ考えたうえ、好きなことを優先している人もいれば、あまり何も考えず、とりあえず好きなことを実行する人もいる。どちらにしろ、結果を受け入れる覚悟はしている。

◯ マニアは、時間を作る努力をしている。

 マニアは、時間を作っている。好きなことにあまり関係のない衣食住を工夫すれば時間を作ることができる。睡眠時間や食事時間を削って趣味の時間を捻出する。当たり前だが睡眠時間を減らせば、使える時間は増える。食もこだわらなければ時間はできる。同じものを食べても良い。味にもこだわらない。「何を食べようかな」「これって美味しいのかな」とか、食に対して思考時間を減らせば時間ができる。ご飯も一人で食べたら、他人が食べ終わるのを待つと言った無駄が起きない。当然好きなことをしながら食べても良い。着る服もこだわらなければ、時間を稼げる。
 そもそも趣味に時間をかけることを前提に職業を選んでいる人もいる。短時間でお金を稼げる職業に就く。医者になって週4で稼ぎ、週3は趣味の時間とする。自分の時間を多く持てると思って公務員になる。仕事を選ぶ動機が好きなことをする時間を確保しやすいと思ったからになる。
 このように、マニアは、こだわりを減らし生活スタイルを工夫して、好きなことをする時間を確保する努力をしている。

◯ マニアは、隙間時間を有効活用している。

 マニアは、隙間時間も有効活用している。乗り物による移動時間、行列での待ち時間は、好きなことをする時間と見做している。電車や車の中で、本を読む、文章を書く、アイデアを考える。イベントの順番待ちでゲームをする、イラストを描く、勉強する。
 マニアは、少しでもが時間あれば好きなことに没頭する。どこに行くのにも趣味の雑誌や本を持ち歩いている人もいれば、思いついたアイデアをメモする人もいる。電車の中で動画を見ながら手だけ動かしてダンスのイメトレをしている人もいる。スマホがあれば、たいがいのことはできる。退屈と思われる時間を好きなことができる時間とみなし、不意に時間ができても、好きなことで時間を使っている。
 このように、マニアは、いつでも時間を有効に使う。好きなことがあるから、それを追求していく気持ちがあるから、時間があれば没頭する。

◯ 好きなことをしたいという気持ちが時間を捻出する。

 マニア自身は、覚悟や努力をしている意識は無いかもしれない。ただ好きなことをしたいという感情があるだけかもしれない。客観的には、覚悟や努力が必要な行動をとって、時間を確保している。好きなことを優先する覚悟、こだわりを捨てる努力、時間があれば好きなことするという意識、マニアは、これらを身につけ、自然と自分のために時間を捻出している。
 だから、趣味や好きなこと、気になること、仕事でも勉強でもなんでも良い、楽しいことを考えて追求する気持ちを持ち、マニアを見倣って時間を捻出しよう。