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「新規事業アイディアをひらめきやすくするには?」を脳科学の側面から考えてみた。

 前段として、本記事は、あくまでいろんな情報を仕入れて考えた、一個人の意見を集約しています。間違っていたら、ごめんなさい。でも、読まないよりも読んだ方が、ひらめく事が出来るはずなので、良ければ、最後まで読んでくださいね。

新しいアイディアってどんな風に生みだすの?

 そもそも、新しいアイディアってどの様に生み出すものなんだろう?その悩みに、私が出した答えは、「新しいアイディアとは、新しい組み合わせだ。」でした。例えば、赤と黄色の絵具を混ぜるとオレンジ色になるように、今あるものの組み合わせ次第で、全く新しいアイディアが生まれます。では、どうやったら、課題解決が出来る、うまい組み合わせを思いつくのか…?
 今回は、計画的にはっとひらめく方法を「脳科学」の側面から考えていきたいと思います。

「アイデア発想の4B」ってよく聞きませんか? 

 新規事業アイディアが思いつかないとき、「4Bの環境に身を置くのが効果的」と言われた事は無いですか?4Bとは、「Bathroom」「Bus」「Bed」「Bar」の頭文字をとっており、「お風呂の中」「バスの中」「ベットの中」「バーにいる時」という意味です。4Bのどの環境も、心理的にリラックスしやすいため、アイディアを出すには良いと言われています。

リラックスすると何故アイディアが出るの?

 ぼ~っとしているときの状態を、医学用語では、「マインドワンダリング」と言います。マインドワンダリングの状態にあると、脳内の「デフォルト・モード・ネットワーク」という機能が働き、意識的に脳を動かしている時よりも、脳の働きが活発化します。その際に、脳は、収集した情報の整理を無意識に行っているのです。また、ジャンルの異なる情報と情報を繋げ、アイディアが生まれるのもこの時だとされています。
 要は、4Bに身を置く事が重要なのではなく、意識的にぼ~っとする時間を作り、デフォルト・モード・ネットワークを稼働させることが重要なのです。「ぼ~っとする」をしたいなら、4B以外でも出来そうですよね。

朝散歩は、アイディア出しに効果的!?

 朝起きてから1時間以内に15分程度散歩をするだけで、脳内のセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンが分泌されると、幸せな気持ちになったり、直観力が良くなったりと、いいアイディアを出すにはとてもいい条件がそろいます。
 さらに、雑音を避け、音楽を止め、ぼ~っとしながら歩く事で、デフォルト・モード・ネットワークが動き、一石二鳥です。

さらに、睡眠を重視し、たんぱく質をとってみる

 脳を効率的に使うには、計画的に休むことが必要です。最近では、寝ている間に、脳内に溜まった老廃物が排出されているらしいという事が発見されています。アイディアが思いつかないときは、考えるよりも、睡眠を優先したほうが、うまくいきそうでうですね。
 また、脳は、たんぱく質をはじめとする必要な栄養が不足すると、集中力や、やる気が低下します。料理が不得意な方は、プロテインと鉄分のサプリなどで主要な栄養分を補うのもいいかもしれませんね。

最後に余談ですが、たまに料理をすることは脳にいいらしい

 料理を行う作業(メニューを考える、切る・焼くなどの調理)をする事で、脳の中の前頭前野という部分が活性化する事が分かっています。前頭前野は、意思や計画性、判断、創造、記憶、抑制、集中などの機能を担っています。アイディア出しには、前頭前野の活性化が欠かせないと言っても過言ではありませんね。
 しかし、ただ単純に毎日の料理をすればいいわけではありません。新鮮な刺激を受けた際に、活性化がおこるため、ルーティン作業として料理を行うのではなく、より良い方法を見つけるなどの工夫をする事が大切です。

まとめ

 アイディアを出すためには、たくさんの情報を仕入れる事はとても重要です。しかし、それと同じくらい、意識的に脳を休める事が重要なのです。
もし、隙間時間はいつもスマホを見ていたり、無意識にテレビを見ているなどの場合は、まずは、「ぼ~っとする」というタスクをスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか?

以上、いかがでしたか?情報収取のお役に立てれば幸いです。
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参考






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