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- 週齢子猫別・育成方法 -

( 生後30日前後までの子猫の場合 )
まずは体重・排泄うんち表を制作しましょう!

\ じゃん! /

ミルクを飲む子猫は1日につき大体10gずつ体重が増えると良いとされています。
ちゃんと飲めているかの確認と、何かの原因で体重が減少していないかをチェックするために授乳の度毎回必ず記録しましょう。
ミルクを与える前、ミルクを与えた後の2回計ります。
うんちの排泄も1日に1度は排泄確認がちゃんと出ているかの確認のため、しっかり記録できると良いですね。

\ こんな感じで計ります /



【 生まれたて〜3日目の子猫 】 100g前後

ちいさいいのち

・1日に10gずつ体重が増加すればOK!
・2~3時間おき(1日に7~8回)のミルクタイム
・ミルクの前にティッシュで肛門付近をトントン刺激し、排泄を促す
・一度の授乳に5cc以上、欲しがるだけ子猫のペースで与える
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

再掲段ボハウス

この時期の子猫はまだ自身で体温の確保ができません。
上の画像のような環境で、必ず "保温" ができている状態で見守ってあげてください。



【 生後10日前後の子猫 】 200g前後

ちょこん

・1日に10gずつ体重が増加すればOK!
・3~4時間おき(1日に6~7回)のミルクタイム
・ミルクの前にティッシュで肛門付近をトントン刺激し、排泄を促す
・一度の授乳に10cc以上、欲しがるだけ子猫のペースで与える
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

再再掲段ボハウス

この時期の子猫もまだまだ自身で体温の確保ができません。
上の画像のような環境で、 "保温" ができている状態で見守ってあげてください。



【 生後14日前後の子猫 】 250g~350g

むくっ

・1日に10gずつ体重が増加すればOK!
・5時間おき(1日に5回)のミルクタイム
・ミルクの前にティッシュで肛門付近をトントン刺激し、排泄を促す
・一度の授乳に12~15cc以上、欲しがるだけ子猫のペースで与える
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

再再再掲段ボハウス

この時期の子猫もまだ自身で体温の確保が苦手です。
上の画像のような環境で、 "保温" ができている状態で見守ってあげてください。



【 生後20日前後の子猫 】 400g前後

ころころ

・1日に10gずつ体重が増加すればOK!
・5~6時間おき(1日に4~5回)のミルクタイム
・(この頃には自力で排泄可能な子も出てくるが)ミルクの前にティッシュで肛門付近をトントン刺激し、排泄を促す
・一度の授乳に15~20cc以上、欲しがるだけ子猫のペースで与える
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

再再再再掲段ボハウス

この時期の子猫は大分自身での体温の確保ができてきますが念のため、上の画像のような環境で、 "保温" ができている状態で見守ってあげてください。



【 生後30日前後の子猫 】 500g前後

ころん

・1日に10gずつ体重が増加すればOK!
・6時間おき(1日に4回)のミルクタイム
・一度の授乳に20~25cc以上、欲しがるだけ子猫のペースで与える
・この頃になると自力で排泄できるようになるため、猫砂場を用意する
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO
・猫砂場の設置のため、少し大きめのケース(衣装ケースが楽)に猫ハウスをアップデートする

猫ハウス

⇧ 余っていた衣装ケースにセリア産スノコを4つ並べてあるだけの簡易ハウス ⇧
ケース一番下に新聞紙、その上にペットシーツ×2、その上にタオル、そのまた上にセリアで購入した小さめケースに小さめチップ猫砂が入っています。
プラス、我が家では年季の入ったぬいぐるみを入れていました。

⚠️ 30日前後こねこ注意点 ⚠️

このぐらいの子猫になると乳歯が生えてきて哺乳器からうまくミルクが吸いづらくなってきます。
あまりに吸いづらく哺乳口を噛み切って誤飲してしまう子も中にはいるので、吸えなくなってきていると感じたら離乳食に切り替えていくことを目指しましょう。
まずはお皿にミルクを入れて、舌でぺろぺろミルクを飲めるように訓練です!

💩 トイレの覚えさせ方 💩

肛門をトントン刺激して出たおしっこ付きティッシュをトイレ(猫砂場)に置いておきます。
子猫がソワソワしていると感じたら、その場へ連れていきティッシュをクンクンさせます。その後、トイレを覚えてくれると思います。



【 生後1ヶ月半前後の子猫 】 

\ 二トウシン /

・ウェットフードとミルクを混ぜたものを与える(ミルクは10cc、この頃の子猫までは水を飲まないため、水分補給にもなる)
・ミルクにウェットフードの分量を段々と増やすような形で離乳させていく

ねこまんま

・自力で排泄するため、猫砂場を用意する
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

猫ハウス再掲

30日前後子猫同様の環境で見守ってあげてください。



【 生後2ヶ月前後の子猫 】

\ サントウシン /

・ウェットフード、ミルクとカリカリフードを混ぜたものを与える
・カリカリフードの分量を段々と増やすような形で脱ウェットフードさせていく

ねこまんまWダブル

・カリカリフードを最初から食べる子には水飲み場もセットで設置する
・自力で排泄するため、猫砂場を用意する
☆ 1日1回はうんちが排泄されることが理想、1日中おしっこが出ない場合は病院へGO

ゲージ導入

この頃にはぴょんぴょん飛んで跳ねたり、多少高い場所にも登れるようになってくると思うので、子猫にストレスをかけないためにもゲージの導入をおすすめします。
ハンモックなんかがついていると喜ぶと思います。

またこのくらいの子猫になれば1回目ワクチンや体内外寄生虫の検査もできますし、(保護猫団体さんにもよりますが)譲渡会に参加できるラインがこのくらいの月齢子猫からかなと思います。
譲渡を考える方はまずは親戚や知人や友人にあたってみたり、動物病院へ譲渡のチラシを貼らせていただくように頼んでみたり、それでも貰い手が見つからない場合にはお住まいの周辺で活動されている保護猫団体さんへ譲渡会に参加できないかお願いしてみる事を考え始める時期になります。


- 最後に -


さんびきのしんいり

子猫保護したと言っても、おそらく上記の月齢までの子猫のケースが多いのではないかな…と思うのでこの辺りまでにしておきます!
長々と書いてきましたが、少しでも参考になれば幸いです。

凹i


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