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「大は小を兼ねない」視点を持つと既成概念から脱却できた。

フライパンの劣化を看過できなくなったので、先週大小フライパンを購入しました。26cmと20cm。
以前から使用頻度は大が90%以上です。


大は小を兼ねる

大きいものは小さいものの代わりとして使えて、小さいものよりも大きいものの方が使い道が広くて役に立つ。

はい、その通りです。

今朝のこと、大小フライパンを使って料理をしていると、急に疑問符が浮かびました。


大は小を兼ねない

フライパンも鍋も料理を余分に作る前提で大きいサイズを選択していました。

作り置きや冷凍保存があると安心感に包まれます。冷蔵庫を開けるとストックがある。温めたらいつでも1品追加できるし、お弁当に詰め込める。
毎日の食生活を全力で支えてくれています。


しかし、メリットの裏にはデメリットあり。
冷蔵保存すると3〜4日食べ続け、冷凍保存を解凍してもズルズル数回に分けて食べる始末。
昼のお弁当は飽きないのですが、それ以外で食べ続けたり、何より冷蔵庫の棚に中途半端に残った保存容器を見るのがやるせなくなります。

飽きる飽きない問題を超えて、「なぜわたしはこんなに大量を好むのか?」に行き当たりました。

今まではが優位で何でも倍量近く作り続けましたが、現在はが勝っています。

高齢の家族との2人暮らしでは、冷凍おかずを1パック解凍したら一度で完食はできません。
作り置きは補足(追加)目的で献立のアシスト役。

来る日も来る日も同じ代打が続いては、野球の試合はピリッとしない。スタメンでメリハリつけたい!


作る量を減らせばいい。



なぜ気づかなかったんだろう。シンプル過ぎる。

食材の下処理と加熱時間の短縮、何より料理のサイクルが早くなってメリット大。
その分作る回数が増えるけれど、献立を考える楽しみと食べた反応が新たに加わると思えば、こちらの方が断然楽しそう。保存容器を見てため息をつく回数が減るだろう。

一番喜ぶのは、冷蔵庫かもしれない。


ヘッダー画像は、気づいた後に作った料理。
「なすと鶏皮のしょうゆ麹炒めにんにく風味」

フライパン小使用で、保存容器1つに収まりました。今までになかった量にしみじみ。これが普通量か。
見た目スッキリ。食べるプレッシャーよ、さらば。

小は小のよさがある。


大は小を兼ねない事例を見ていて笑いました。


「しゃもじで耳かきの代わりにはならない。」


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