02【数字で見るオレンジページ_01】 イマドキ主婦の実態がわかる！ テレワーク時代の「お昼ごはん」
今、発売中の『オレンジページ』4/17号では、「みんなのセキララお昼ごはん」と題して、オレンジページのモニター会員「オレンジページメンバーズ」の「平日のランチ事情」を紹介しています。お昼にかける時間や、何を食べているかなど、さまざまな実態が明らかに！
この記事は、とくに多かった「昼食を家で自分で作る人」の声を中心に、アンケートや、画像投稿などで構成されています。
一方、こちらのnoteでは、テレワークやリモート授業に注目。「自分や家族がテレワーク（リモート授業）をしている人」を中心に切り取ってみたところ、意外なメニューの人気が高いことがわかりました。
また、「有職者でテレワークをしていない人、家族もリモート授業をしていない人」の、特徴的な結果もピックアップ！ 平日のランチタイムについて、少し深掘りして紹介していきます。
〖テレワークしてますか？ 家族はリモート授業？〗
全体数1418人のうち「自分がテレワークをしている人」は4.2％、「家族がテレワーク（リモート授業）をしている人」は13.8％、「どちらかがテレワーク（リモート授業）」の人は18.0％でした。オレンジページメンバーズでは、20％程度の人が、何かしらテレワークの影響を受けています。
また、有職者は829人（58.5％・①）で、そのうち「自分も家族もテレワーク（リモート授業）をしていない人」は491人（②）。①のうち②の割合は59.2％でした。働く主婦が多いオレンジページメンバーズですが、半数以上はテレワーク、リモート授業の影響を受けていないことがわかりました。
〖作る？ 買う？ 食べに行く？〗
「自分がテレワーク」の人で「昼食は家で作る」という人は75.0％。とくに忙しそうな「自分＆家族がテレワーク」という人も79.6％と高く、オレンジページメンバーズで「テレワーク、リモート授業に関わる人」は、手作り派が多いよう。意外にも「テレワーク、リモート授業に関わる人」で「昼食は食べない」という人はほとんどおらず、みなさん忙しい中でも、昼食を大切に考えていることが分かります。
「有職者で、自分＆家族がテレワーク（リモート授業）をしていない人」も、平日の昼食は手作り派が多め。「その他」も18.1％で、「手作り弁当」と答えた人も多く見受けられました。
〖平日に家で昼食を作る理由は？〗
「自分がテレワークをしている人」も、「家族がテレワーク（リモート授業）をしている人」も、平日に家で昼食を作る理由で、一番多かったのは「自分、もしくは家族が家にいるから」という意見。
次に「①自分がテレワークの人」は、「食べる量を調整できる」28.9％、「出かける時間がない」26.7％といった理由を。また「②家族がテレワーク（リモート授業）の人」は、「外食やテイクアウトより安い」36.3％、「作りたてのものが食べたい」26.3％という理由を上げています。①は「分量と効率」、②は「コスパやおいしさ」を重視していることが見て取れます。
〖手作り派は、どれくらい時間をかけている？〗
昼食を作る時間について聞いたところ、「自分がテレワークをしている人」は「10分以内」が37.8％。「家族がテレワーク（リモート授業）をしている人」は「15分以内」が26.3％で、それぞれ最多。「家族がテレワークをしている人」には専業主婦も含まれますが、「15分以内」と時間をかけていない様子。
〖何を作っていますか？〗
平日のお昼に手作りするメニューとして、人気が高かったのは「うどん、そば、焼きそば」55.2％。手軽に作れて、野菜も加えやすいことから、採用率が高いようです。
ここで「自分がテレワークの人」に注目してみると、「スープ、汁もの」が55.6％と「うどん、そば、焼きそば」と同じくらい上位に！ さらに「簡単な炒めもの」46.7％など、献立に出来るメニューが人気であることが分かります。一方、「家族がテレワーク、リモート授業の人」は、「パスタ」51.5％、「インスタントラーメン」46.8％と、とにかく麺が人気でした。
「有職者で、自分＆家族がテレワーク（リモート授業）をしていない人」は、「うどん、そば、焼きそば」と同じくらい「インスタントラーメン」を作っており、さらに「サンドイッチ・パン」36.2％で済ます人も多く見られました。
〖平日のお昼ごはん。何を重視して作ってる？〗
どのケースでも「短時間でできる」という理由がダントツ。
そのほか「①自分＆家族がテレワークの人」「②自分がテレワークの人」は「少ない材料で出来る」「下ごしらえが少ない」「フライパン一つで出来る」「丼や麺など一皿で完結する」など、効率を重視。
「③家族がテレワーク（リモート授業）の人」も「洗い物が少ない」35.1％を重視するなど、効率を考えていますが、「栄養バランス（野菜が取れる）」35.1％といった、内容、質も意識しているところが特徴的でした。
まとめ
①テレワーク（リモート授業）に関わるオレンジページメンバーズは約20％
②有職者のメンバーズの半数以上は、テレワークに関わりがない
③テレワークに関わる人は、昼食は手作り派が多い
④テレワークをしていても、昼食はしっかり食べる
⑤自分がテレワークの人は自分に合った分量と効率、家族がテレワークの人はコスパとおいしさを重視する傾向に
⑥調理時間は15分以内が基本
⑦うどん、そば、焼きそばが人気。さらに自分がテレワークの人は「スー
プ」「炒め物」など献立になるメニューを意識。家族がテレワークの人
は、「パスタ」「ラーメン」など、ほかの麺料理もよく作る
いかがでしょうか？ オレンジページメンバーズでは、テレワークに関連する人は20％程度でしたが、自分、家族、どちらが該当しても、昼食をしっかり食べる人が多いのは注目です。
また、手作り派も多いため「15分以内で出来る、栄養バランスの良いメニュー」「残り物や作り置きをアレンジしてできる10分献立」などがテレワーク時代の昼食として受け入れられそう。よろしければ参考になさってください。
イマドキ主婦のお昼ごはんについて聞いたアンケートを深掘りすると、また新たな気づきが見えてきます。オレンジページくらしデザイン部では、このようなリサーチや、リアルな実態が垣間見える日記調査などを行っておりますので、ご興味がありましたら、下記までお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
文）オレンジページくらしデザイン部 取材協力）オレンジページメンバーズ