最後に残るのはいつも人格を磨いた人だ

今の有名人、特にYouTubeやTikTokのようなマスメディアの外で目立っている人たちは、どうにも「人生においてやっちゃいけないこと」をわざとやって、人々の目を惹きつける手法をよく取っているように見える。

現実の社会って、守らなければいけない暗黙のルールが多いよね。一時はマナー講師が叩かれて、なんでそんな意味のない慣習を一つ一つ守らないといけないんだと人々が憤慨したものだけど、案外現実社会では人々はマナーにうるさい。人々こそが、同調圧力を生み出している。公の場であんな発言・行動して恥ずかしい・・って心の中でみんな思っていて、それは口にはしないけれど人への評価に跳ね返ってる。

そんな日々に、たくさんの人がストレスが溜まっていて、代弁してくれるような歯切れのいい有名人が出てくるとみんな、野次馬がどんどんやってくる。野次馬は匿名だ。もちろん自分自身は言えないことだからこそ、人が寄ってきて安全な位置から歓声を上げる。

一定の有名人はその仕組みを知り尽くして世論を操っているけど、たまに完全に誤解をした人が、現実の社会の中で有名人の真似をする。やけに威勢がいいのだが、残念ながらきちんと人々は黙って評価をして、そんな人たちを人知れず社会の仕組みから除外して行こうとするのが普通である。