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今の40代50代は後輩の育成をサボってたわけじゃないよ

最近のニュースを見ると、役職定年が無くなるって色んな企業が発表している。制度自身を運用すると、実際は仕事内容がさほど変わらないのに待遇が随分悪くなることが頻発し、こんなの不平等だし能力のあるシニアが会社を出ていっちゃうよねってことで無くなる方向らしい。

そもそも役職定年って何で設定されたかって、元気なシニアがいつまでも会社にいると若手の上が詰まって若手が活躍できない会社になってしまうから。もしくは、シニアの給与制度が昭和を引き継いだ年功序列の賃金制度でやけに働きよりお金をもらっていたから、みたいな背景がある。でも、もうそろそろそんな不都合なシニアは会社にいなくなって、位の高い人はそれなりの仕事をしている。かつ、代わりの人材なんてなかなか見つからないよねということで、役職定年自体が時代と合わなくなっているのだろう。

役職定年を無くさないといけないのは、有能なシニアを囲い込むためだけど、ちゃんと後進を育てておけばこんなことにはならなかったんじゃないか、って言う人もいるのよ。育成をサボってたからこれからのシニアは引退できずに引き留められ、そのせいで若手は出世できない、みたいな恨み節も聞こえてくる気はする。

けどさ。
私と同じようなアラフィフに問いたいわけだけど、育成できるような後進って、これまでの仕事を振り返って、いた??。

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