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"やること" と "やらないこと"


書こうと思ってからだいぶ時間が経ってしまいました(3週間くらい)。
その間に、書こうとしてた内容もだいぶ揺らいでいる始末。
それでも"やること" と "やらないこと"をいったん整理しようと思います。
(ロードバイクのトレーニングの話です)

ランニング中にパシャリ

"やること" は決意表明みたいになるのでまずは "やらないこと" から。


やらないこと

やらないと決めたことは3つ。

1. ヒルクライム大会に向けた減量

ヒルクライムに向けて多くの人はパワーウェイトレシオを上げるために減量をして臨んでいると思います。私もその1人。ただ、数回やってみたがあまり上手くいった試しがない。私の場合は目標体重や自分の体重とパフォーマンスの関係をあまり把握しないままに、みんながやっているから減量するといった感じでやっていた。そして体重が減っただけでパフォーマンスは上がらず(立ち眩みが多くなることも)。
元々クライマー体型と言われるほど細身(クライマーじゃないけど)。日頃から体脂肪率も低く、おそらく無理にに絞る必要もない(自慢ではありません、体質の問題)。普通にトレーニングしていればそんなに増えることもないし、失敗するくらいならいつも通りで大会を迎えた方がいいのかなと。
なので、"ヒルクライム大会に向けた減量" はやめます。

2. 乏しい経験・知識に頼ったトレーニング

私は過去いろいろとスポーツを経験してきて、高校、大学では本格的に陸上競技(短距離)をやっていました。そのせいか、どこかにスポーツに対する "根拠のない自信" があり、ロードバイクのトレーニングも軽く勉強したけれども表面上のものに留まっていました。そのためか?ヒルクライムにおいて結果は出ず。
なので、ちゃんと勉強をすることを決意。 "乏しい経験・知識に頼ったトレーニング"はやめます。

3. Carson主体のトレーニングとRamp Test

当たり前ですが、Carsonが悪い訳ではありません。このトレーニングの効果は私自身も体感しています。
私がトレーニングにおいて1つ大事にしていたのは、"続けられる" こと。有酸素運動が苦手な私にとって、SST Shortなどの数十分に及ぶトレーニングはなかなか続けられず、CarsonはSST領域を刺激できて続けやすいベストなトレーニングでした。なのでこれからも続けます。(??)
私の苦手なのは "長い時間耐える" こと。ヒルクライム(特に富士ヒルのような長いレース)は、耐え続ける必要があります。それが苦手なのでタレてしまう(結構早い段階で)。苦手は苦手なトレーニングに向き合うことで克服するしかないなと。
なのでSST Shortを主体としたトレーニングとし、"Carson主体のトレーニング"はやめます。

また、FTPの測定方法として私は"Ramp Test"を行なっていました。それは "やり易い" から。成長をチェックする目的で相対的に上がっているかを定期的に確認。その目的では問題ありませんでした。
ただ、ヒルクライムでタイムを狙おうとした時にどうしてもFTPの絶対値をちゃんと知っていた方がペースなどの計画も立てやすい(実力を把握し易い)。特に私の場合は、おそらくスプリンター的な脚質なので、Ramp Testと通常のFTP Testの乖離が大きい可能性あり(Ramp Testでは過大評価)。
なので、FTP測定の "Ramp Test" はやめます。


余談ですが、私は最近、トレランを始めました。

FAIRY TRAIL in Takashima Kutsuki

本当はロードバイクのトレーニングに集中した方が結果が出しやすいのかもしれません。なので他のスポーツはやめようかと考えました。
ただ、陸上をやっていたせいか、走らないとストレスが溜まったり、調子が出ないことが多く、やっぱり続けようと。"やめること"リストからは除外しました。


やること

続いてはやること。
目次で既にネタバレですが、以下の3つ。

1. 定期的なPower Profile測定

先に記載しましたが、私の脚質はおそらくスプリンター。クライマー体型なのに。ただ、これも予想でしかないので、ちゃんと測定して自分の脚質を把握し、ヒルクライムに向けて鍛えるべきポイントを押さえてトレーニングしたい。
Power Profileは「5秒」「1分」「5分」「FTP」のMMP(Mean Maximal Power:平均最大パワー)の推移(傾向)です。テストすることで自分のそれぞれのMMPが分かるため、その推移(傾向)を見ることで自分の脚質を判断できます。Power Profileが分かれば、自分の苦手領域も明らかになり、疑心暗鬼に陥ることなくトレーニングできると思われます。
これらのテストは常に同じ条件で行われることが理想的なため、スマートトレナーで実施予定です。スプリントは車体を振れる実走の方が結果は良いと思われますが、屋外でのテストはそれ以上の外乱要因が多いと思われるので、定点観測のためにもスマートトレーナーで。

2. SST Short

出た。SST Shortです。
長い時間耐える練習をするためにSST Short主体のトレーニングをします(私はシクロクロスがメインなので40分のSST Shortはちょうど競技時間とも同じでシクロクロスの練習にもなる)。
キツくてやりきれなくなることも想像できます。これまでは、キツイ時は止めてました。これからは、途中で少しパワーを下げてでもやり切ることを目指したいと思います。
Carsonもやると思います。主にSST領域のボリュームを稼ぎたい時にやろうかと(時間がかかりますが)。

3. 峠TT

私はこれまであまりやってきませんでした。ただ淡々と登ることが多かった。ヒルクライムを始めて思ったのは "キツイ領域で耐える力が圧倒的に弱い" こと。スプリンターだから仕方がないか?と思う節もありましたが、"まだやれることもやってないのに諦めるのは早い" と誰かに言われているような気がして。
強い人たちは必ずと言っていいほど峠TTをやっていました。特に効果的だと言われるのが仲間達と競い合う峠TT。キツイVO2Max領域もみんなでやれば追い込めるそうです(確かに陸上の練習もそうだった)。
なので、予定が合う時は仲間達と競い合う峠TTに積極的に参加して撃沈してこようと思います。予定が合わない時は自分で決めた峠を単独TT。雨の日はZwiftで"alpe du zwift"。ゆくゆくは "ven-top"。

やることは至ってシンプルですね。
これまでやってこなかった苦手な領域のトレーニングを実施する。ただこれだけです。

次回は "パワー・トレーニング・バイブル" に従ってPower Profileを測定した結果を記載しようと思います(これから計測予定)。
たぶん、スプリンターです。


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