「がん」や「うつ」には「お肉」
感謝してます!
前回のnoteのテーマである
■自律神経を整えるには「納豆」より「お肉」
https://note.com/opi36576/n/n3a0b668d96b6
という内容を受けて、斎藤一人さんお勧めの下記本についてエッセンスを紹介します。
がんになったら肉を食べなさい(溝口徹)
www.amazon.co.jp/dp/4569798098
まず身内ががんになった時に認識しておいていただきたい事実があります。
それは
医師は栄養には長けていない人が多い
という事実です。
この10年くらいでだいぶ事情は変わってきていますが、長らく医学部の教育カリキュラムにおいて、栄養に割かれる時間はわずかでした。
私は社会人になって10年以上、現役の医師と「栄養」を軸にお付き合いしてきましたが、栄養のことが詳しい医師は少なかったように思います。
これは医師の責任ではなく、長らく日本の医学教育において
栄養が軽視されてきた
ことが背景にあります。
特にベテランと言われる医師の年代は医学部で栄養を詳しく教えてくれる環境が少なかったため、独学で学ばざるを得ない部分も多く、栄養の知識は個人差が大きいのです。
それを証拠に「栄養」関連の学会では有名な大村健二先生が書いた「がん患者の栄養管理」という本のまえがきに下記のような記述があります。
・日本の医療では栄養は軽視されてきた。
・栄養学、栄養管理は日本の医学教育の最大の弱点である。
大村先生にも直接お会いしたことがありますが、上記は大村先生の率直な意見だと思います。
「栄養」について医師とコミュニケーションする場合、それを大前提に医師と付き合っていく必要があります。
ただこの10年くらいで栄養の重要性はだいぶ認識されてきましたし、栄養に詳しい医師も多数いらっしゃいますので、あくまで「全体的な傾向」ということで理解いただければと思います。
上記を知っていただいた上で本題です。
●がん患者はタンパク質をあまり食べない方がいいは間違い!
今ではあまりないかもしれませんが、がんになった時に医師から
たんぱく制限
を勧められた方もいるのではないでしょうか?
これは絶対にやってはいけないことです。
確かにがんは血液中の存在するタンパク質を利用して大きくなります。
しかしその時に利用されるタンパク質の量は
食事に存在するタンパク質の量とは関係ない!
のです。
どれだけ食事でタンパク質を減らしてもがんは自分の体(主に筋肉)を壊し、アミノ酸をつくり、体のタンパク質を奪って大きくなっていきます。
つまりがん患者さんほどタンパク質は
健常人よりも多めに食べないといけない
のです。
実際にがん患者さんの予後の長さを決定づける2つの指標がわかっていて、それは
「体重」
「血液中のタンパク質の濃度」
の2つです。
このことからもたんぱく質制限は絶対にやってはいけないことなのです。
さらにここからのメインな話になりますが、昨日も少し触れたようにタンパク質は
「神経伝達物質」の原料
です。
タンパク質はドーパミンやノルアドレナリンというような
「やる気」のもととなる神経伝達物質
をつくる原料になります。
タンパク質制限をすると、この原料がつくれなくなるので、「やる気」がどんどん低下してしまうのです。
がんになった場合は、いかに体重を維持し、タンパク質が減らないようにタンパク質を多めに日々補給するかどうかがとても大切です。
●がんになったら「肉」を食べるべき理由
さてここからが本日のメインです。
同じタンパク質でも植物性タンパク質が動物性タンパク質よりも健康に良いというイメージがありますが、実は動物性タンパク質の方が優れている点が多くあります。
体内でタンパク質を円滑に合成するためには「メチオニン」というアミノ酸が必ず必要となりますが、このメチオニンは大豆などの植物性タンパク質よりも肉などの動物性タンパク質により多く含まれています。
もし毎日納豆を食べる習慣があるのであれば、卵の黄身(動物性タンパク)を納豆(植物性タンパク)に加えて食べるようにすれば、メチオニン含量を多くすることができます。
私は毎日卵&納豆です☆
さらに「心のバランス」という点でも動物性タンパク質がより優れています。
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンという物質がありますが、このセロトニンの材料となる「トリプトファン」は動物性タンパク質により多く含まれているのです。
納豆や豆腐を食べた後よりもお肉を食べた後の方が
高揚感
があるはそのせいかもしれません(^^)
ちょっと長くなったので、今日はこのくらいにしておきますね。
明日は何かと「悪者扱い」される
コレステロール
について詳しく解説します。
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