骨の芯まで焼き上げて

今日は思い付きツアーの第2弾で(第1弾は5日の長崎美術館へ)家から2時間くらいの場所の陶芸教室に行ってきた。毎回絶対どこでも迷う自分なので早く出たのだがやっぱりだめだった。迷った。正確に言うと乗るバスをぼんやり見ながらトイレを探していてのんきに見送ってしまった。

バスの中で羊羹をかじりながら 正確に言うと目的地に着く前にかじりつきたい羊羹をぽっけに入れたままそわそわしながら
すみません、道に迷って送れそうですと電話をいれた。

ーーーーーー体験ーーーーーー

私は興味を持ったことには相手が引くくらい質問する。
今日は生徒が私だけだったので先生を独占出来てよかった。
プラス数千円払ってもいいと思った。
しっかりみっちり会話して楽しんだり納得しながら?進めることができて非常に充実した時間であった。

陶芸用の土の、硬くも繊細な滑らかなそのしなやかな感触と、指先で誘導すると艶めきながら自在に変形していく表面のデリケートさにおびえながら指先の感触に集中するがあまり、自然に心が無になり
気が付くと息が止まってたんじゃないかという感覚のあとに空気ってこんなにおいしかったっけ??みたいな感覚が襲う。
深夜無呼吸の時にはそういうの感じたことないが。

さらに心がほかほかする出来事があった。

器の裏に文字などを入れられるらしくそれを一旦紙に書いておくのだが
知る人ぞ知る・・なのか あまり知られてないと思って恥ずかしげもなく(いや、恥ずかしくはないんだけど照)好きなバンドのマークを書いていたら。

クレッシェンドな お声で先生が「あの・・〇〇お好きなんです・・か?」
えっっ
なぜバレた!なぜそれを!!と心の中で割と大きめボリュームで思ったが
あ、え、あ、はい。よくご存じですねなんて動揺を隠しながら(隠れキリシタンか)
そこから音楽の話に派生し、色んなバンドやアーティストの話になって、まさか一緒のライブに行っていたことが判明。
あのMC すごい反応しましたよね~みたいな
このレアなマッチングにすごいときめく感じってなんだろう。体中から花が咲き誇って零れ落ちるような。喉の奥からも色んな花がぼろぼろぼろ~~ってなるような。目からキラキラが噴射するような。


実は昨日の夜 え、こんな遠いとこにいくのあたし・・いけるかな・・キャンしよかな・・と思っていたが
良かったですわ。

2か月後に仕上がるようです。楽しみだな。
それまでに何ができるかな。筋肉でもつけようかな。最近ネットで炭酸を1ダース買って起きた時と寝るときにそれ使ってデッドリフトし始めたのだ。8週間やればこっちのもんだぜ。

使え 力は絶対だ。

モンちゃんも言ってるし

ボク・・・力欲しかったなぁ・・・・ってなる前に(老化する前って意味)


この窯で800度で焼き上げます・・
って説明されたとき パンの何倍の熱なのかなと思ったり

あれ?8000度だった?

人は何度で焼かれるの?


あたしは焼かれたら角島に撒いてくれって言ってるけど
どこかでタレントが
「あれって地球と一体になりたいってことでしょぉ~~?コワ~イ」
って言ってた。


そうじゃねえし。
そうである人もいるかもしれんけどそれはそれでえーだろ。
お前は地球にすんどるだろが。

と何か妙な怒りに似た気持ちが沸いたのはなんでだ。


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