ウイスキーの面白いところ
「ああ、またもや家にいる時間が長くなって酒の量が増えてしまう」
などと嘆いて言い訳にしている人
…わたくしもその一人でございます。
そもそも飲酒とは何を目的としているのか。
はじめは学生時代に遡り、何もわからないまま、わんやわんやと飲んで社会人になってからも付き合いで飲んだり、そして飲めるようになってからは気の知れない仲間と朝まで飲み明かしたり…
酒は常に人や仲間と共に、そして情景の中に溶け込んであります。
ただコロナ禍においての家飲み需要で消費される酒はただの消費物に成り下がっているような気がしてならないのです。
ただチューハイを消費するもよし、ビールを楽しみに一日に精を出すのもよし。ただ、そこに奥行きがないような気がしてしまった。
自分はある時ウィスキーに手を出してしまった。
きついアルコール。のどが焼けるように熱く、口の中がピリピリする。
こんな飲み物のどこが美味しいんだ―。
頑張って飲み終えたグラスを嗅ぐとほのかにバニラのような香りを感じた。
気のせいだと思い、しばらくウイスキーには手出さないでいた。
ある日ビールが尽きた時に仕方がなく久々にウイスキーの蓋を開けた。
信じられないくらい芳醇な香りがしてそこから後は無我夢中になっていった。
ストレートやトワイスアップ、ハイボール飲み方も様々で一つのウイスキーをとっても味わいが飲み方で変わってくる。
ウイスキーは何て奥が深いんだと扉を開けたら最後、今では飲まないと気が済まないまでになってしまった。
1年かかってようやくなんだか好きなウイスキーが見つかった。それでも一生かかっても体験できないウイスキーがまだまだ世界には溢れている。
ウイスキーで失ったものも多いけど(大半がお金だけども)
得たものも大きい。
いやぁまだまだウイスキー飲み足らないなぁ…笑
1日ダブル(60ml)までと決めてチビチビ飲みます。。。
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