見出し画像

#17 定期イベント ちょっと真面目なリレートーク@ブリコラを振り返る

こんにちは。
OPEN AIR LAB学芸員の松本です!

OPEN AIR LABでは主にブリコラを会場に様々な定期イベントを実施しています。その内の一つである「ちょっと真面目なリレートーク」は、2022年度から実施しているイベントです。

今回はちょっと真面目なリレートーク@ブリコラについて過去の振り返りと今後の計画について紹介します。

▼定期イベント① ゆるだんっ!

▼定期イベント② まちの上の朝市

ちょっと真面目なリレートーク@ブリコラとは

毎回、話題提供者があらかじめ設定したテーマに沿った発表していただき、進行役を中心に参加者やコメンテーターの質問で掘り下げることで、様々な角度から自然との共生を考えていくイベントです。参加費は無料でどなたでも参加可能です。

過去のテーマ

2022年

  • 第1回 人間の心理から考える人と動物の関係の矛盾

  • 第2回 動物に対するヒトの所有意識を考える

  • 第3回 自然との共生と人の両義性

  • 第4回 マイクロプラスチック汚染の現状とその影響

  • 第5回 環境にやさしい高分子材料(プラスチック)

2023年

  • 第6回 人の心理とプラスチックから考える”自然との共生”

  • 第7回 哲学対話で考える”自然との共生”

  • 第8回 「内なる自然」と「かかわりの育ち」~動物(いぬ・ねこ)と人間との相関~①

  • 第9回 「内なる自然」と「かかわりの育ち」~動物(いぬ・ねこ)と人間との相関~②

  • 第10回 哲学対話・再び ”自然との共生”を語り合おう

2024年

  • 第11回 命のみぎわを考える①

過去3年間で11回実施してきました。テーマを見ていただくと分かりますが、「自然との共生」のうち、「内なる自然」に関わる内容のテーマが多くあるのが、本イベントの特徴です。

第6回 人の心理とプラスチックから考える”自然との共生”の様子

第7回と第10回は他の回と違い「哲学対話」をテーマに話題提供ではなく、哲学がご専門の榊原先生(自然環境学科・総合教育センター)にファシリテーターになってもらい、哲学対話という手法を使い自然との共生について参加者間で語り合いました。
第8回と第9回は初めて同じ「「内なる自然」と「かかわりの育ち」~動物(いぬ・ねこ)と人間との相関~」というテーマでの実施となました。第8回では前嶋先生(こども学科)にソーシャルワーカーの経験から人間から見た「かかわりの育ち」について、第9回は上野原どうぶつの会の池田さんより保護ネコ、保護イヌ活動の経験から動物から見た「かかわりの育ち」について、話題提供していただきました。

第7回 哲学対話で考える”自然との共生”の様子

第12回のテーマについて

次回の第12回は、第11回のテーマに引き続き「命のみぎわを考える」で実施します。「みぎわ」とは、水際(みずぎわ)のことです。水際が風や波で揺れるように、生と死の境界線も必ずしも定かではありません。前回、第11回では門多先生(アニマルサイエンス学科)に、人間と伴侶動物を題材に命のみぎわと人の心について話題提供いただきました。
第12回では、動物福祉や動物問題を考える活動をされている「どうつぶたちの眠れない夜に」さんに話題提供いただき、家畜動物を題材に命のみぎわを考えていきたいと思います。またコメンテーターとして肉牛農家、家畜獣医師の方にもご参加いただきます。テーマに興味がありましたら、お気軽にご参加ください。

実施概要

日程:7月10日(水)17:15~18:45
会場:ブリコラ
テーマ:命のみぎわを考える
話題提供:どうぶつたちの眠れない夜に
進行:佐渡友先生(アニマルサイエンス学科)
申込:Peatixイベントページからお申込みください

ちょっと真面目なリレートーク@ブリコラについてご紹介しました。本イベントは、いつも違った専門の先生に話題提供いただき質問できることが魅力です。毎回終了後に追加の議論が発生することもあります。
今後も定期開催する予定ですので、ぜひ気になるテーマがありましたらご参加を検討ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?