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日々のこと(12/22)/2019振り返り・下半期

本日は、中野坂上デーモンズの憂鬱のアフタートークへ(13:00の回)

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この身体にはやく戻りたい。戻さなきゃ。

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昨日は三等フランソワーズさんのアフタートークに行ってきました。

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中川さんの本は関係性は勿論、理詰めで書かれてるので好き。劇中、引っかかった所が全てフリに使われたりするし。そして何より登場人物に存在意義を持たせてるから。一つ一つの言葉に、セリフに魂とセンスが入ってる今回の作品も面白かったです、ちゃんと人間が描かれてて、そして哀しくて。冒頭にチャップリンを引用して「君の悲劇は、私の喜劇だ(「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」)」って台詞で観方を提示するの好き。ただ僕が開演前にトイレに行かなかった所為で、完全に僕の所為で、上演中(特に後半)におしっこ行きたすぎて震えてしまってた事が本当に申し訳ない。アンケートにも「後半、震えてる人がいて体調悪いのかなと思ってたら野村有志さんでした」って書かれたようで。ごめんなさい。邪魔だけは何があってもしてはいけないと途中退場せずに我慢してたのですが。皆さん、開演前にお手洗いは済ましておきましょう、その時は行きたくなくてもいっておくべき。脂汗出るよ。

じゃない、作品の話。

既に誰か言ってるのかな、澤井さんの制服姿。あれさ、違和感なく普通に見れてるの凄くない?当たり前に女子高生だった。複雑な家庭に育ったからか、友達との会話では難のある性格だったけど、心底優しくて愛のある子だからこそ哀しみを帯びてた。で、その友達、本多さん。2次元のような、アフタートークでは伝わらないだろうから言わなかったけど、柳沢慎吾の語る平馬先輩のような濃いキャラ。面白い。本多さんの専売特許。

途中、本多さんの一人芝居があるんだけど、なんとも言えない空気感で最高。物語全体を見ても異物として存在してて、そう言う時間を入れる事で他のシーンが相対的に引き締まりをみせる役割も担ってるのかも知れない。中川さんがアフタートークで「さようなら、でも間を使うシーンありましたね」って言ってくださったけど、さようならも前半凄い速度で進めてたテンポを後半のちゃんと観せたい語りまでにその速度を狂わしたくて途中あり得ない間をぶち込んで混ぜこぜにしたのです。本多さんのもそう意図なのかなと思ってました。

そしてオーラス、澤井さんも中川さんも良い芝居されてたのですが、脳内がオシッコで埋め尽くされてしまい…本来の観方を出来ず。でも、それでも良いシーンだったから、体調バッチリならより良いシーンのはず。響さんは勿論、出演者の皆さんも良い芝居されてます。本日千秋楽、是非!

では今日も下半期振り返る前に12/22のことを

1938年 - 南アフリカのカルムナ川沖で絶滅したとされていたシーラカンスの生存が確認された日。

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シーラカンスはデボン紀から生息してるとされるようで※デボン紀→約4億1600万年前から約3億5920万年前までの時期。

そしてシーラカンスは、化石種と現生種の間で形態的な差異がほとんど見られないことなどから、「生きた化石」と呼ばれたりしてますね。でもシーラカンスからしたら「環境によって進化せなあかんてお前ら未完成過ぎんで?」かも知れない。まぁでも、カースティン・リンドブラッドトーって人が「地球上には生物が変化する必要がない場所が少ないながらもあり、シーラカンスはそういった環境で生存してきた」と指摘してるみたいだけども。

シーラカンス、ぬるま湯説。

では、2019年下半期を振り返りを

7月は毎年恒例・大谷高校のHPFに出演

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この構図の写真と共に「よし」と呟くのが恒例になってます。何一つ「よし」じゃない。

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毎年って言っても、一年に一度しか会わないのだけど、大谷のみんなが成長して行ってるのみるだけで感慨深いね。人は成長するのだね。そして、これは出演にカウントしちゃダメなヤツだね。

そして澤井さんと比べるとバケモンだね、僕。

なので、改めて同月

門真国際映画祭・舞台映像部門

さようなら」を出品。

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ノミネートされたのが以下

◆作品賞
◆主演女優賞
一瀬尚代さん
◆助演男優賞
川添公二さん
殿村ゆたかさん
伊藤駿九郎さん
野村有志
◆助演女優賞
美香本響さん

作品賞は勿論、出演者全員ノミネート。

この時点で全員が優秀賞獲得。拍手を下さい。

そして、結果はこちら

「さようなら」最優秀作品賞授賞

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最優秀主演女優賞 一瀬尚代さん

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最優秀助演男優賞 川添公二さん

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3部門で最優秀授賞

15年ほど前の野村有志君「さようなら」を書いてくれてありがとう。代表作になったよ。もう少しこの作品を育てたいよね。

8月は、僕が作演出したセプさんの一人芝居「コルチカム」で北海道に。

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毎月、セプさんと芝居してるなぁ。今年もありがとうございました。来年も宜しくです。

で、ここらから関西演劇祭が迫ってきて。

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その稽古と並行して、怒涛の9月(関西演劇祭を含めると一月に3本出演)の準備に。

まずはCAワークス

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大阪ゲストだったのだけど、役は本キャスト。ゲストの概念覆される。作品自体もモノローグ(独白)で進む物語で、誤魔化しが効かない感じ。本作りから兵頭先生とは話し合って作ったりあまり経験したことのない公演でした。おぐりさんと共演したのです。劇中、言葉は交わさなかったけれども。

そして9月2本目は

ALTERNAITプロデュースvol,03
「この荒野の物語2019」

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この芝居は二つの物語同時上演するタイプの公演で、ザ・エンターテイメント。別チームながら久し振りに浅雛さんと同じ座組に。

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そして9月3本目

関西演劇祭2019

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オパンポン創造社は「最後の晩餐」で参戦

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◆結果は

 優秀脚本賞・優秀演出賞 野村有志
 ベストアクト  川添公二さん
 ベストアクトレス 一瀬尚代さん
観客賞 2位

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板尾さんがこっちを誰か認識した上で写真撮る日が来るとはね。いつかの野村少年は思いもしなかったよね。で、後日「吉本に入りませんか?」と言われる日が来るとも思ってなかったよね。所属になった今も何にも変わらず過ごしてるけども。

現在、関西演劇祭「最後の晩餐」配信中。

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◆詳しくはこちら

そして、10月は脚本提供したもりとみ舞さんの「KEEP ON!!!!!」が初演を迎えるにあたり岐阜へ行ったり(今月もあるよ!)

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◆大王が主催するインプロに出演したり

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◆朗読barに出演したり

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◆劇作イベントを開催し始めました。

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劇作イベント振り返り記事はこちら

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後(10.11.12月)は、先日東京公演が終わったばかりのコトリ会議の稽古の日々。この事は現在進行形で書いてるし、来年の久留米まで続くから割愛。

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★今までのコトリ会議のことはこちら↓

神戸公演 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10.11.12.13.14.15.16.17.18.19

東京公演 20.21.22.23.24.25.26

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今年も沢山の応援をありがとうございました!来年は今年以上に飛躍の年にする為に出来ることをこれでもかと言うほどにして行こうと思いますので今後とも宜しくお願い致します。

まぁ明日もnote書きますけれども。

ではまた。

◆野村有志の活動情報はこちら

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