メンバーの“才能と努力が報われる会社にする”ストーリー制度
こんにちは、株式会社ブレーンバディ代表の大矢です。
ブレーンバディの人事部は「日本一ストーリーを生みだすスタートアップ」を目標に掲げています。
我々は、それを実現するための取り組みとして「ストーリー制度」という人事制度を取り入れています。今回は、ブレーンバディのストーリー制度がどのようなものか、詳しくご紹介したいと思います。
一人ひとりのストーリー支援で、「才能と努力が報われる世の中をつくる。」
まず、「ストーリー」とは何か?
我々は、自分のなりたい姿、ありたい姿を実現していく人生の物語を「ストーリー」と呼んでいます。
なぜ我々が、この「ストーリー」を大切にしているかというと、一人ひとりのストーリーの実現が、ブレーンバディのビジョン・ミッションの実現と繋がっているからです。
※企業理念については以下で詳しくお伝えしています。
ブレーンバディのビジョンは「才能と努力が報われる世の中をつくる。」
そしてミッションは「一人でも多く、パフォーマンスを発揮できる機会を提供する。」です。
パフォーマンスを発揮できている状態とは、ただ業績成果を上げている状態や、会社から与えられた目標を達成している状態ではなく、仕事を通じて自分のありたい姿・なりたい姿を実現している状態だと定義しています。
つまり、メンバーのストーリー実現を支援することは、ブレーンバディのミッションそのものなのです。
また、ブレーンバディでは、人材ポリシーを次のように定めています。
「人は誰しも才能を持ち、努力し続けることで描いた人生のストーリーを実現できると信じている。我々は、一人ひとりの可能性を信じ続ける。」
我々は、自身の才能を生かし、努力を続ければ、誰もが自分の思い描くストーリーを実現できると信じています。
そして、一人ひとりのストーリーが前に進むことによって、会社が成長し、ビジョンである「才能と努力が報われる世の中」が作れると信じています。
なので我々は、メンバー一人ひとりがストーリー実現のために”努力すること”を全力で支援しているのです。
ここで注意したいのは、“努力すること”という部分がポイントで、努力もしない人を支援するということでは決してありません。
ストーリー実現のための、人生戦略ピラミッド
「ストーリー制度」と言っても、具体的にどのような取り組みをしているのか、気になる方も多いと思います。
ブレーンバディでは、まず、会社でいう企業理念の個人版“人生理念”を考えることからはじめます。
自分の人生理念に基づき、どのような人生を実現したいのか(ビジョン)を描き、ビジョン実現のための戦略を練る。そして、目標・計画を立て、日々の行動に落とし込み習慣化させていく。これを「人生戦略ピラミッド」と呼んでいます。
もちろん、この「人生戦略ピラミッド」は、一朝一夕でできるものではありません。
なのでブレーンバディでは、「哲学研修」という、自分の人生理念やビジョンに向き合ってもらう合宿を行っています。
その哲学研修で活躍するのが、ブレーンバディの組織としての価値観と、哲学のつくり方が記載された「カルチャーブック」です。
そのカルチャーブックを理解し、カルチャーブックに則って研修を行うことで自分の哲学を構築していくことが出来ます。
哲学研修は半期に1度実施していますが、初めて参加する人以外は、前回設計した人生戦略ピラミッドがある状態です。
2回目以降の参加者は、この研修で、前回の自身のストーリーの振り返りをし、目標・計画・日々の実践についての見直しを行います。
ストーリー面談で、進捗を確認する
次に、メンバーは、哲学研修で設計した「人生戦略ピラミッド」に基づいて、ストーリーシートを作成します。ストーリーシートには、5ヵ年の長期ストーリーと、ここ半年の短期ストーリーを記載します。そして、ストーリーを実現するための具体的な施策と、実現のために磨くべき能力・スキルを書き出し、上司との面談で能力開発を行なっていきます。
上司は、進捗確認だけでなく、メンバーがストーリーを実現するために、どのようなルートを登っていくと良さそうか、ブレーンバディの仕事ではどういうことができそうか、を一緒に考えます。
このストーリーシートは、評価シートの役割も兼ねており、ストーリー実現のために日々の具体的なアクションまで自分との約束事として書き出すようにしていることです。
「ストーリー面談」と名の付く上司との面談は4半期に1度ですが、日々の1on1でも、実践状況を振り返りながら、ストーリーの進捗を見ています。
ストーリーワークで、仲間と共有する
哲学研修、ストーリー面談を経てブラッシュアップされた個人のストーリーは、「ストーリーワーク」というワークを通じて、全社に向けて発表・共有します。そして、互いのストーリーに支援できることがないか、話し合うのです。
仲間と共有する意図は大きく2つあります。
1つは、周囲に宣言することで、自身のストーリーに責任が生まれること。
もう1つは、仲間の価値観を知ることで、組織内の関係性が深まることです。
個人の人生理念から生まれたストーリーは、その人の価値観を表したものと言っても過言ではありません。「このメンバーはこういう志向性があって、このような考え方をしている」と分かっていると、チームワークが高まり、相互支援を活性化させられるのです。
また、ブレーンバディには「やりたいを引き上げよう」というステートメント(行動指針)がありますが、日々の業務を進めるうえで、「この人のやりたいことは何だっけ?」と思考を挟める点でも良さがあります。
自身のストーリーを前に進めるには、日々の愚直な取り組みの積み重ねが必須です。一人では辛くなりそうなことでも、仲間と一緒だったら頑張れることもあります。
例えば、知識をインプットしてアウトプットすることを習慣化したいと思ったとき、一人では続かなくても、リレー形式でバトンを回すようなやり方だと続けられることがありませんか?このように習慣化に取り組む時に、仲間の支えが一歩を踏み出す原動力になることを狙っています。
人材開発会議では全社員のストーリーを議論
メンバーには、自分が自己実現することに集中してもらいますが、上司になるとメンバー全員のストーリー推進を支援します。
具体的には、役員層は週次でメンバーをどのように育成していくか方針を話し合う場を設けています。そして、半期に1度、マネージャー職以上の全員で「人材開発会議」を実施し、個々人のストーリーが前に進んでいるかを確認しながら、適切な配置やミッションの設定を行うのです。
ここでは、なるべく客観的な数値や事実を用いて、俯瞰的にメンバーのストーリーの進捗を確認するようにしています。
お互いの人生に敬意を持つ文化
ストーリー制度は、ブレーンバディのHR戦略の根幹となるものです。
人事部のミッションとして「日本一ストーリーを生みだすスタートアップ」を掲げているのは、一人ひとりがストーリーを生み出している状態が、一番パフォーマンスを発揮できている状態だからです。
このように、ブレーンバディは挑戦したい人に、ストーリー実現の機会を提供します。
そして、それぞれのストーリー実現の先に、パフォーマンスが発揮でき才能と努力が報われる社会の実現を見据えています。
こういった取組を継続して本気で行うことで“人と組織で勝つ”組織をつくって行きます。
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