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大ピンチ??サラリーマン大家さん!?

こんにちは。
私立大家大学で自称『どこでも寝れる男』こと伊東です。
普段は不動産関連情報などを配信しております。
今回は皆様も聞いたことのある『サラリーマン大家』の現状について書きたいと思います。

数年前に『サラリーマン大家』という代名詞で、
サラリーマンがマンション・アパートを購入し、
大家さんとして兼業される方が増えた。

ただし近年では、
不動産業界でも融資書類改竄問題、違法建築問題、かぼちゃの馬車問題と、
ネガティブなニュースも多いのが事実である。
その結果サラリーマンが融資を受ける事が難しくなりました。

サラリーマン大家さんになるため、
次に目を向けたのが『賃貸物件の転貸借』!!!

賃貸物件の転貸借と書いたが、言ってみたら『また貸し』だ。
賃貸物件をサラリーマン大家はサブリースし、
民泊で運営することで『宿泊費-賃料=利益』を狙った。

2020年には東京オリンピックが開催され、世界各国から人が集まることが予想され、都内でも、渋谷区、新宿区などは民泊激戦区としてにぎわった。
しかも、東京オリンピック時の民泊の宿泊費はなんと!!!!!

『2020年7月24~25日の都心部の宿泊施設を調べると、軒並み通常時よりも高い料金だった。10万円を超える民泊も多く、東京・四ツ谷駅から徒歩10分のアパートの一室を利用した民泊は45万円だった。
通常は2万円程度の部屋だ。
※料金高騰の要因は最後にあります。

東京オリンピックはコロナウイルにより、延期となった。

サラリーマン大家が賃貸を転貸借する民泊は、2020年6月現在はどうなっているのか?

結論!!

撤退者続出!!!!

実例を挙げよう。
下北沢駅徒歩1分の1Kマンションが、賃料15万円ほどで2室を民泊活用する予定でいました。
3月からの売り上げが0だったため、毎月2室分の賃料を30万円支払わないといけない。
サラリーマンが、毎月30万円を捻出するのは苦労することでしょう。
東京オリンピックによる、オリンピックドリームを掴む準備をした方が、皮肉にも首が回らなくなってきてしまったのだ。
数年前に何百万円もかけ改装したお部屋が、権利譲渡の売却案件が非常に多い。
来年には東京オリンピックが開催される予定ですが、コロナウイルスによるインバウンドは弱っているのか?
はたまた、1泊10万円での利用見込みがあるのか!?
サラリーマン大家にとっては、踏ん張りどころと損切の岐路に立っているのはないだろうか?

日経ビジネスより抜粋
料金高騰の要因の1つは、主要ホテルの多くがすでに大会組織委員会や旅行会社などに押さえられているからだ。
ブッキングドットコムで調べると、20年7月24日~25日の東京都心で宿泊可能な施設数は623軒。
19年12月20日から1泊2日で宿泊可能な施設は1549軒だから、その半分以下ということになる。
宿泊施設の種類も、19年12月20日~21日ではホテルが4割を占めるが、20年7月24日~25日は6割がアパートタイプ(民泊)で、ホテルは1割程度だ。
ホテルはほとんど予約できず、そのあおりで民泊の料金も高騰している。
 大会組織委員会が仮押さえしている宿泊施設は1日最大4万6000室程度のようだ。
一部旅館などもあるが、多くがホテルだ。
五輪の規則で、開催国は五輪関係者のために宿泊施設を用意することが決められている。14年の組織委発足以来、各ホテルと順次交渉を始め、契約をしていったという。
国際オリンピック委員会(IOC)の関係者が泊まる都内高級ホテルの中には、全館貸し切りになっているものもある。』
                       

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