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私を生き返らせてくれたWebライターラボ

「私はドリームキラーです。」

Webライターラボの入学式に参加したときに、オーナーの中村昌弘さんが放った第一声に面食らった。

Webライターラボは「稼ぎつづけるWebライターになろう」をコンセプトに運営されている、オンラインコミュニティ。

時は、2022年9月上旬に遡る。

地方公務員の退職手続きをしたものの、まだ席を残した状態でラボの門戸を叩いた。

第2の人生を切り拓くために。

ラボの入学式に参加するため、初めてZoomのアプリをダウンロード。当時、栃木の実家に滞在していたので、誰にも邪魔されない玄関で話しを聞いた。

午後8時すぎだったろうか。
やけにフローリングが冷たく感じたのは、緊張していたからかもしれない。

期待と不安が入り混じるなか、中村さんの第一声を聞いて、場違いなところに入会してしまったと動揺したのを強く覚えている。

***

ラボを知ったのは、夫の海外赴任でシンガポールにいたとき。
当時の私は、育休5年目。
2歳と4歳の子育てに追われながらもなんとか生活していたら、シンガポールに移住して半年で日本への本帰国が決定してしまった。

それと同時に、ずっと抱いていた希望を実行することにした。公務員を辞めることを。

子どもが小さいうえ、39歳の私が転職できる場所は限られている。
しかも、転居先の自治体には保育園の空きはなかった。東京の多摩地方で年度途中に、しかも2人同時に入れるところなどあるはずもない。

幼稚園に入れるしかない。
けれど、働きたい。その思いだけは譲れなかった。

5年間の育休中、ずっと仕事したい気持ちが燻っていた。本当の私は働くことが好きなのだ。けれど、家族を優先して、キャリアをストップしていた。

ただ、いざ辞めるとなると条件の合う仕事はなんだろう?
考えて考えて、在宅ワークに決めた。
軸が定まったので早速、インスタでリサーチ開始。

  • ブログ

  • せどり

  • オンライン秘書

  • SNS運用

自分の適性や即金性を考えると、方向性を決めきれなかった。そんなときに見つけたのが「Webライター」

昔から文章を書くのが好きだし、パソコンなら手元にある。

これならやれるかも…

そう決めたら話は早い。
次は、Webライターを軸に発信していた人を片っ端からフォローした。

いろんな方の発信を何度も何度も見る中で、目に止まったのが「中村昌弘さん」と「ゆらりさん」だった。2人の投稿を必死に目を通す。

そして、考える。

年齢も年齢だから学べる環境に身を置いてジャンプアップしようと。場所は、お2人がいるWebライターラボに決めて帰国。
そして、募集の時期を待った。

無事に入会できてホッとしたのも束の間、冒頭の言葉をかけられ、頭を殴られたような衝撃を受けた。

生半可な気持ちでは、やっていけない世界なんだ。

そう解釈して、とにかく講義にリアルタイムで参加することにした。

しかし、困ったことに何を言ってるか全然分からない。

SEO?
構成?
WordPress?

講義後は思考停止するくらい、ぐったりした。

それでも、私にはWebライターしかなかった。
だから、中村さんが言ったことはとにかく行動し続けた。

・ライターは営業のためにXを運用した方がいい
→すぐにXを開設

・ライターはポートフォリオを作るべし
→noteでとりあえず作成

・ライターは実写かアイコンがベスト
→ココナラでアイコンを作成

・案件を取るなら直営業だ
→ママワークスで応募して、初案件をゲット
未経験だけど、SEO記事の構成〜入稿までして、3,000文字で3,000円だった。

とにかく中村さんが言ったことを、愚直に行動した。飛び込む勇気を発動しまくり、公務員時代にしたこともない営業をしてきた。

そして、講義に参加しているとメンバーのアイコンを覚えたので、Xで交流を始めた。
自分を覚えてほしくて、ポストにリプして回ったのだ。

さらに、中村さんに認識してほしくて、講義後のポストをいち早くあげた。どんな内容がリポストされるか自分なりに分析してアップし続ける。

たまにリポストされては、1人ガッツポーズした。

そして、2022年12月末。
中村さんからXをフォローされたときは、飛び上がるほど歓喜した。

***

作業部屋にはお馴染みのメンバーがいて、朝・昼・夜で入れ替わる。時間帯によって変わるのも、入り浸ることで認識が深まる。
そして、お互いを認知し、励まし合う。

1人で作業していると、コミュニティマネージャーの大江かこさんが声をかけてくれるのが、なんとも嬉しかった。1人ではないと感じられて心強かったのだ。

初めての案件で契約書を結ぶとき、内容に違和感を感じて、思いきってラボの質問部屋に投下。

すると、先輩ライターさんからいくつもの助言をいただいた。その通りに交渉したら、クライアントさんが文言を追加してくれたこともあった。首の皮がつながった瞬間だった。

ラボにいるのが楽しくて、いつの間にかヘビーユーザーに変化。
応援する文化とギブ精神溢れるコミュニティは、居心地が良いのだ。なぜなら、風通しがいいし、お互いが自立しているから。

こう思うのは、公務員時代は自己開示を意図的に避けていたからだ。どうにも組織に馴染めず、昇給する気もなく、かといってプレイヤーとして自分を磨くこともできなくなっていた。
簡単に言えば、腐りかけていたのだ。

だが、ラボに入り世界が一変。

切磋琢磨して、お互いに応援できる場所があるなんて信じられなかった。でも、心底嬉しかった。本当はこんなふうに生きたかったんだと、40歳にして気づけたのも発見であった。

ラボは私にとって、サードプレイス以上の場所。

すると、徐々にラボへの想いが変容していく。

私も何かできないかな。

参加側からギブする側へ。

そこで考えたのが、イベントの企画だった。

それまではオンライン交流会は夜だけだった。
けれど、ラボにはたくさんのママライターがいる。本当は参加したいけど、子どもの寝かしつけで出られない人の声やポストを見かけた。

ならばと、昼の部を開催することにした。

・参加者がいるだろうか?

・ブレイクアウトルームはうまく作れるだろうか?

悩みを、現・講師の梅澤浩太郎さんに相談。

「できなかったら、やり直せばいいじゃないですか!」

言われて気づいた。
勝手にプレッシャーに感じていたことを。

そこから吹っ切れて、いろんなイベントを毎月企画。

  • オンライン交流会・昼の部

  • オフ会の2次会

  • 中村さんの書籍の読書会

  • 神社参拝×交流会

  • 本屋×交流会

私の願いは、あまりラボを活用できてない方々でも参加しやすい場をつくること。
さらに可能ならば、繋がりをつくること。

誰かと繋がることで、ラボへの愛着が強くなると考えているから。

たとえば、繋がりが発展してXでの交流が始まったり、オフ会に参加してみようと思えたり、個人的にランチに出かけたり。

交流を後押しすれば、ラボの利用も活発になるかもしれない。そうすれば、各人の仕事の悩み相談やお互いへのエールをし合える関係になれるかも。そう思って企画を続けている。

それでも、何度か企画の投下を躊躇するときもあった。でしゃばり過ぎてないかと、人の目が気になるときもあった。

でも、オフラインで中村さんに会ったときに

いつもありがとうございます!

と声をかけられ救われた。

ラボが盛り上がれば、どんなイベントをしてもいいですよ。

と許容してもらえて、どれだけホッとしたか。

現実主義で、ドライなところがある中村さんだけど、情には厚い方なのだ。

2022年11月。ラボに入会して2か月目。
ライター活動をしてないけど、オフ会に参加しようと決意した。

けれども、息子がおもちゃで転倒。
前日に、股関節を痛めて歩けなくなってしまったのだ。

ラボの事務局に参加できない旨を伝えたら、お見舞いの連絡が中村さんから直々に届き、心底驚いた。

入会2か月目の面識もない私に連絡をくれるだなんて、なんて懐が深いのかと感動してしまった。

だから、私はラボに恩返しをし続けたい。チャレンジの機会をくれたこの場所が発展していくように。

同様に、何かのご縁でラボに入った方々が繋がれる機会をつくり、みんなでスケールアップできればと願っている。

フリーランスに転身してから、私の偏愛はWebライターラボになった!

次回は5月下旬にWebライターラボの募集があるそうです!

入会を希望される方は、下記のLINEに登録されるとお知らせが届きますよ。


Discord名:冨田裕子(おーつー)
#Webライターラボ2405コラム企画

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