機動力が高まってきた夫。年月を経て夫婦は似てくる?
「きょうのはなびたいかい、いきたい!」
と娘が言う。
すっかり忘れていたけど、昨日は地元の花火大会。
有料席に申し込む?どうする?と夫に話したけれど、決着せずに流れていました。
けれど、17時ごろに花火大会を決行する合図の音が聞こえてきて、思い出した私たち。
「じゃあ、行こうか!」
と夫が言う。
そして、出発の準備にすぐさま取りかかるのを見て、変わったなあとしみじみ思いました。
夫の優先順位1位は子どもたち
夫も私も、優先順位1位は子どもたち。
だから、子どもが望むものはタッグを組んで、実施してきました。
子どもたちの習い事
行ったことない遊び場の開拓
やりたい遊び
夫は本当に面倒見がよく、私では投げ出したくなるようなことも、付き合ってあげることが多い。
そのおかげで、娘の興味関心は広がり、そして深掘りできている。
一方、息子はピンポイントで深掘りして楽しんでいる。
単身赴任が長かったからか、
はたまた元々そういう気質なのか、
子どもがかわいくて仕方ないらしい。
寝顔を見ながら、
「めちゃくちゃかわいいんですけど!」
と、胸キュンした乙女の顔をしてることもしばしば。
何回見ても飽きないらしい(笑)
そんな夫の姿に随分と助けられてます。
用意周到な夫。朝から抜かりなく準備万端に
土日は夫が料理する。
それが、夫婦の暗黙の了解。
私は何もしません(笑)
夫も承諾しているようで、朝からせっせと仕込みに勤しんでいる。
お昼ごはん
夜ご飯の準備
作り置き
平日はお弁当を持参している夫は、料理熱が下がっている私を見かねて、自作でおかずを作っている。
切り干し大根は得意料理のようで、毎週欠かさず作っている。
私が大量に買ったお肉をチルドルームに入れっぱなしにしていると、つけ置きしたり、小分けにして冷凍にしてくれる。
興味が仕事に注がれているので、気もそぞろな私を理解?してか、自分で動いてくれるので助かっている。
昨日も、夜の鍋を朝から準備していた。
夫が土日の料理を担当するようになってから、土日のいずれかは鍋。
夏も関係なく食べてました!
その鍋を準備していたのに、花火大会に行こうと言ったのが嬉しかった。
時間どおりに進めたい夫が、臨機応変に予定を変えてくれるので、子どもたちも私も満足度が上がっています!
変化は随所に見られていた
わが家は数か月に1回、旅行に出かける。
旅行先が遠かったり、連休が重なったりするときは早朝から出発することもある。
「5時に起きて、6時に出発しよう!」
そのような目標を立てるものの、眠い子どもたちは不機嫌そのもの!
なかなか思うようには進まない。
最初は予定通りに進まないと、ぶつくさ文句を言っていたけど、子どもがいたら難しいことを察したみたい。
ある旅行の日のこと。
「予定時刻より30分遅れたね。
まあ、想定の範囲内!」
と、夫が言った。
いつもはチクチクと言われて、険悪な雰囲気になっていたけど、状況を前向きに受け入れたんだとビックリした。
だからこそ、機動力をもって花火大会にも参加できたのかな?
臨機応変な行動は私の方が得意だったけど、実行力を伴う夫に機動力まで加味されたら、最高だ!
夫婦は似ると言うけど、お互いの良さが調和していくように感じる。
夫の大切にしていること
妻が譲れないポイント
お互いに尊重してきたら、それぞれになかった能力までも身につく。
「結婚は修業」だと脅し文句を言う人もいるけど、自分でも想像できない未来に辿り着けるから、案外気に入っている。
年月を重ねると、お互いに心地よく過ごせるなと実感しました。
夫よ、ありがとう!
肝心の花火大会は?
近所の川沿いから花火が打ち上がるところへ向かおうかと話していたが、ジッとしていられない子どもたちがいる。
結局、家から近くて、ギリギリ花火が見えると思われるところで、シートと折り畳みの椅子を広げることに。
ちょうどビルに隠れて、低い花火は見えなかったけれど、大玉はバッチリ見えた!
私が子どものころには、見たことないような花火ばかりが打ち上がる。
パンと弾けてから、色が次々と変わるタイプや土星のような形のものまで。
花火は美しくて、壮大だ。
子どもたちにも経験させてあげられてよかった!
「浴衣を着たい!」と話していた娘も、今年3度目の浴衣にご満悦そうだった。
途中のセブンイレブンで買ったポテトとナゲットを、無心になって子どもたちが食べているのを眺めていた。
息子も娘も大きい音が苦手なので、離れていてよかったかもしれない。
それに、息子は30分くらいで飽きてしまい、自転車を止めた公園に戻っていたそうだ。
自転車のペダルをくるくる回して、遊んでいたらしい。
付き添ってくれた夫には感謝だ。
娘は私に甘えてくっつきながら、2人であれこれと話した。
きっと今年最後の花火だろう。
急に涼しくなった空気が、秋の気配を感じさせる。
今年も残り3か月。
残りの時間で、子どもたちにたくさんの経験をさせてあげよう。機動力が高まった夫がいれば鬼に金棒だ!
私たちのお出かけはまだまだ続く。
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