思考が現実をつくっていた!想いを変えれば幸せを引き寄せられる『思考のレッスン』
中学生のとき、仲が良かった友達5人中3人から嫌われていた。
この事実を知ったのが、奇しくも私の誕生日。
ずっと私にこびりついている黒歴史。
それからは自分が発言するたびに、嫌われるのではないかという疑心をもつように。
友達付き合いにわだかまりを抱えて、自分にどんどん自信がなくなってきた。
その思いは社会人になっても、長らく私の心に蔓延っていた。
「今日、誕生日だよね!おーつーのために、手作りケーキをみんなで作ったから、今から来てよ。」
歩いて5分の友達の家へ向かうと、同じ部活の友達5人が、笑顔で迎えてくれた。
手作りのスポンジケーキに、生クリームのデコレーション。缶詰のミカンとパイナップルで彩られている。
食べ終わると、誰かがゲームをやろうと提案。
ルールは全員に紙を配り、ある人のお題に対して、無記名で回答を書き込む。それを質問者が読み上げるゲーム。
それが回数を重ねるにつれて、際どい質問が発せられるようになる。
「この6人の中で嫌いな人の名前を書いて」
お互いの顔を見返して、意を決して名前を書き込む。
「おーつー」「〇〇」「おーつー」「〇〇」「おーつー」「▲▲」
静寂が訪れる。
自分で言うのはおこがましいけれど、空気を読むのは得意だったし、批判的な発言はしてないつもり。けれど、どこかで傷つけていたのか。
その後はショック過ぎて、記憶にない。
気づくと家にいて、友達からの電話をうけていた。
「誕生日だったのに、ごめんね。」
私こそごめん。私は大丈夫!口には出すけど悲しみに支配される。
「嫌いと書いたけど、おーつーにはこんなイイところがあるよ」
本音は嫌いなんでしょ。
そんな悲しみと毒で満ちて、泣いて、友達を許した。いや、正確に言うと許せなかった。
私のダークボックスにしまわれている記憶。
この出来事は、自分の自己肯定感を下げるには十分すぎた。
けれど、『気づくだけで人生が好転する 思考のレッスン』を読んで、ようやく理解した。
「今あなたの目の前にある現実は、潜在意識にたまった過去の思考によって創られているのです。」
つまり、私が嫌いという思いをもっていたから、嫌われる現象が起きた。
そんなことあるの?
ただの思考が現実世界まで影響を及ぼすの?
信じられなかった。
でも実際はそのとおり。
私を嫌いだと言った3人に、同じように苦手意識をもっていたのだ。
私は同じ人から嫌われたが、必ずしもそういうわけではないらしい。
批判的に人を見ると、批判してくる人に出会う
いつも貧乏くじを引かされると思うと、断れない現実がくる
私は愛されないと思うと、人から愛されない
潜在意識はどんな想いもためて、ある一定を超えると現実になるそうだ。
振り返ると、学生時代は心の内で悪態をついたり、人に対して値踏みをしていたことがあった。本当にお恥ずかしい。
内弁慶なので、ハッキリと物を言うのが苦手だったし、イイ人に見られたいとの欲もあった。
そのため直接的に値踏みする上司や、仕事を上手に押し付ける同僚にも出会い、疲弊してきたこともある。
これらは自分の思考が創り出していたのか…
元々自分を変えたいと、30歳前後に潜在意識や精神論、哲学書を読んで、自分の思考を徐々に変えてきた。
マイナスな気持ちを受け入れて、認めて自分を癒してきたのだ。
すると私を必要とし、味方になってくれる人が増えた。
特にシンガポールへ移住してから加速した。
自分は生きてるだけで価値のある人間。
愛される人間だ。
私を必要とする人に、助けたいと思う人に、貢献したい。
私の経験やスキルで誰かを喜ばせたい。
私なら実現できる!
私ならきっとやりとげる!
そんな思考を繰り返していたら、本当にそういう方々とお近づきになれた。
真面目に一生懸命に働く人
人のために努力を厭わない人
謙虚で驕りのない人
褒めるのが上手な人
素晴らしい人のご縁をいただき、より貢献したいと思ったら、お仕事のご縁もつながっていった。
いつもだったら尻込みしていたことも、ここ1年で飛び込めるようになり、その現実が加速している。
それならば今後イイ現実が訪れるよう、目標を立ててみよう。
誰かに喜ばれる仕事をして、公務員時代以上の収入を得る
自分の心が満たされる活動をする
年1回は必ず海外旅行に行く
スキルも人柄も素晴らしい人間になる
夫との夫婦仲を改善する
子どもたちが自由にのびのびと成長できるアシストをする
思考を思いっきり変えて、自分の人生を楽しむ。
せっかく生まれたのだから、自分を活かしてこの世界や人の役に立ちたい。
想像を超えた世界を見てみたい。
まだ少し半信半疑なので、自分の身で人体実験を続けていきます。
この記事が参加している募集
noteを継続して発信するため、サポートいただけると嬉しいです!いただいたサポートは、自分の気づきや発見をするための活動に使わせていただきます!