選択するということ

人は失敗を恐れるゆえに選択すること、決定することを躊躇します。私自身、このNOTEを始めるかどうか迷いました、読んでわかると思いますが、あまり文章が得意ではなくいつも躊躇してしまうのです。

 仕事でもプライベートでも人は必ず何か知らの選択に迫られ選択しています。それが、慣れたことであればストレスなく選択することはできると思いますが、今まで経験したことのないこと、自信のないことをするときは、上手にできるか、失敗しないか、失敗したらどうしようかなど様々なことが頭をよぎり人を躊躇させます。

 特に、障害を持った人は失敗体験(叱られる、怒られる)が多いため、様々な初めてなことに躊躇します。心に刻まれてしまいトラウマを抱えている状態のため、成功する自分を想像できないのです。

 では、失敗と成功は何か、良いと悪いとは何か、どう判断するかは他人ではなく自分自身なのです。良いと思って行動したことが思いがけないことで人に迷惑をかける何てことはよくあることです。それを悪いこととして判断するのではなく、迷惑を掛けたら自分の選択が誤りだと認め謝ればよいのです。そして、何が誤りだったのかを考え答えを出せばよい。

 よくパワハラ上司は、ミスを執拗に責め新たなミスを作り出します。このようなミスは言うなれば、部下が作ったミスではなく上司が作り出したミスであり、管理能力不足といえるのではないでしょうか。

部下は私たちが思う以上に優秀です。様々な考えをめぐらし答えを出し提案してくれます。上司はその報告を受け後押しします。上司の業務としては、進めていくうえで大きなミスにつながるものについては、アドバイスを行い、それ以外については対応能力の向上目的として目を瞑るも管理の一つでもあるのではないかとも思います。私はあまり性格がよくないため、わざとトラップを仕掛け失敗を促すこともあります。そうすることで、目が肥え回避能力が向上しミスが減少していきます。

挑戦するということは、挑戦をするという選択が必要です。その選択をするためには、挑戦できる環境が必須です。

私は、思うならやってみたらいい。ただしやるときには、上司に責任を押し付けてからするように伝えています。

報連相は、自分の責任を半分上司に押し付けるためにすればよいのです。上司が知らない状態で事が進むから問題となるわけです。上司が知っていればいくらでもフォローできます。

部下は、報連相する勇気を 上司は、それを受ける器を 持つことがより良い組織を作るうえで大切ではないかと考えています。

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