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葬式のプロが教える、絶対NGな遺影、最高な遺影とは!?

今日のテーマは「遺影」です。実際にお葬式を執り行うときに喪主様はじめ私たち葬儀スタッフも焦ることの一つに、ご当家から遺影用のお写真がなかなかもらえない!ことがあります。ご用意をされていらっしゃる方もなかにはおられますが、きっと皆さまも「遺影は死んでから作るものでしょ?」と仰る方がほとんどではないでしょうか?
でも、今日ご家族の葬儀をすることになった時、あなたはすぐ遺影用の写真の用意ができますか?時間が無いからと慌てて用意した写真でぼやけた遺影が出来上がっちゃう!なんてことも・・・
実は…なんと言ってもこの遺影だけは葬式が終わって何年経っても、最後までご遺族のお家に残るものなのです!!
この記事をご覧いただければ、いつか作成するご家族やご自身の遺影を最高の一枚に出来ます。

最高な遺影にするための3つのポイント

1.現像した写真や撮影データから、ピントがばっちり合った写真をピックアップする
2.服装や顔の表情を確認して厳選していく
3.そもそもない場合はスマホやデジカメ等で撮影!


 1.現像した写真や撮影データから、ピントがばっちり合った写真をピックアップする


実際にお写真をお預かりすると、故人様が小さすぎたり、ピントが合っていなかったりが原因で遺影がぼやけた仕上がりになることが多々あります。まずは今ある写真から候補をピックアップしていってください。
また、そのお写真がA3サイズまで拡大されるのを想像してみてください。事前に用意をしていない場合は、通夜の当日に時間の限られた中で自宅や実家から探していただくことになりますので、大変なことがお分かりいただけるかと思います。
 

2.服装や顔の表情を確認して厳選していく


候補のお写真から厳選していきましょう。
遺影は本人がお召しのそのままの服装で作成するのが一番自然な仕上がりになります。実際は、お孫さんを抱っこしていたり、ピースしていたりと作成するか迷うものも。服装の合成もできますが・・・
あとたまにあるのは、天気が良すぎて顔の半分が影になっていて作りにくい場合もあります。


 

3.そもそもない場合はスマホやデジカメ等で撮影!


そもそも候補の写真が無いという方も多いかと思います。葬儀の打ち合わせの際にもよく耳にします。
そういう場合にはこれからガンガン写真を撮っていってください。ご病気をされて痩せられたりする前に、亡くなる想像すらしないであろう元気な時にこそ用意しましょう。
ご夫婦やご家族の記念に写真スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうのもおすすめです。
額の色も昔ながらの黒色以外にもこんな色があります。

背景もこんなバリエーションがあります。

まとめ

今回は「遺影」をテーマにお話をさせていただきました。これで遺影に困ることが無くなるはずです。
また読んでいただく前よりも最高な遺影を作成できる事が意識してもらえたはず!ではないかと思います。
今回の記事はYouTube動画でもUPしていますので、ぜひ、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=dGZc7qLpFhA&t=145s
最後まで御覧いただき有難うございました。
 

プレゼント


当社では年に数回ですが、「まごころ通信」という、お葬儀や葬儀前後にやるべきことなどのお役立ち情報が記載された冊子を発行しています。(社長がまごころ通信の実物を見せる)
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