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ウィズコロナ、ビジネスチャンスは眠っている

今回の記事は「ウィズコロナ時代には、今まで以上にビジネスチャンスがたくさんある」という内容です。

個人事業主・従業員5名以下のスモールビジネス専門コンサルタントの太田亮です。
ご覧いただき、ありがとうございます。

緊急事態宣言がようやく全国で解除されました。
これからしばらくの間は、コロナウィルスのワクチン・治療薬が未開発のまま、経済活動を再開していく「ウィズコロナ」の時代となりました。

感染を拡大させないよう十分気を使いながら、どのような経済活動を行っていくのか、人によってさまざまな考え方があります。

例えばオフィスについては、テレワークが普及し、一箇所に大きなオフィスは必要なくなるという考え方があります。
一方で、今までのような密集したオフィスは今後不可能となり、席と席との間隔を大きくとらなければならないため、今まで以上に広いオフィスが必要になるという考え方もあります。

車については、テレワークが普及したり、オンラインでの商談が普通となる中で、必要な台数は減っていくという考え方があります。
一方で、感染リスクを避けて移動したいという人や、レンタカーやカーシェアなど他人と共有して車を使用することを回避したい人のため、個人での車所有は増えるという考え方もあります。

このようにウィズコロナ時代には多種多様な考え方が社会に広がります。
それとともに、それぞれの考え方ごとに、ビジネスチャンスも存在します。

コロナ不況により、今まで以上に価格に敏感な消費者は増えるでしょう。
サービスや質は低くても良いから、より安い商品・サービスを提供できないか。

スポーツジムでは一ヶ月通い放題で月額1万円程度といったケースが多いです。
コロナ自粛の際に、家で運動できる習慣ができ(てしまっ)た人は、しばらくの間会費節約のためスポーツジムに戻ってこないかもしれません。
そこで、月2回しか通えないかわりに、月3,000円という低価格をうたえば、こうした人たちの離脱を防げるかもしれません。

一足先に経済活動を再開している中国では、「リベンジ消費」が発生しているそうです。
自粛していてお金を使っていなかったためパーッと使いたいといった人や、自粛を頑張った自分にご褒美といった人が、高額商品を買いまくっているそうです。
こうした人たち向けの商品・サービスを考えることも、大きなビジネスチャンスとなるでしょう。

コンサートや演劇、スポーツ観戦では、無観客や観客を減らしての興行が当たり前となります。
こうした中でどのように視聴者からお金を徴収して利益をあげていくのか、チケット代・有料配信・グッズ代・広告以外の画期的なマネタイズ方法が出現するかもしれません。

それぞれの考え方を満たすビジネスにはどのようなものが考えられるのか。
どのような取り組みをすればお客様から喜んでもらえるのか。
どのような仕組みで不安を取り除くことができるのか。

他の業界で取り入れられた仕組みや取り組みが自分の業界にも応用できないか。
今まで以上にアンテナを伸ばし、ぜひお考えになってみてはいかがでしょうか?

今回の記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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