市販カラーと美容室カラーの大きな違い
自粛の期間が長くなってきてカラーをしに美容室に行くべきか行かないべきかとお悩みの方が多いようなので美容の話をしようと思います。
今の時期、自粛の要請から外れている美容室ではありますが、中々考えてしまう状況ではあると思います。
1番お問い合わせが多くお悩みの方も多いのは白髪のカラーリングについて。
市販では約700円前後で販売されているカラー剤に手を伸ばしたくなるかと思います。
そもそも髪が傷むと言われている市販のカラー剤は美容室で使用しているものとどこがどんな感じに違うのかって言うことを知っていることは大切だと思うので今日はそんな所の説明をしてみます。
なぜ市販はダメだと言われるのか。
少し専門的な話をします。
カラー剤っていうのは基本的に1剤と2剤を混ぜ合わせて使用します。
その1剤には色素やアルカリ剤、トリートメント成分が入っており、
2剤には過酸化水素水が入っています(通称オキシ)
まずここで違うのが
2剤の濃度
です。
通常ヘアサロンでは1.5%〜6%のものをお客様の仕上がりや髪の状態に合わせて使い分けます。
例えば根元は6%、毛先は3%とか
髪の細い人や塗布する時間を考慮して4.5%等、
1番髪の毛が綺麗になおかつダメージレスを考えて組み合わせていくものになりますが、
市販のお薬は全てが6%で統一されているのでハイパワーということになります。
髪の毛が細めの方や体温の高い方はまず間違いなく根元が明るくなりすぎる可能性が高いと思います。
次に、、、
1剤に入っている
アルカリ剤の成分
が根本的に違います。
ホームカラーは家の中にカラー特有の臭いが出ないように揮発しない成分(モノエタノールアミン等)を配合しております。
一見臭いがしないので良いことのように扱われておりますが、実はここも髪の毛をダメージさせてしまう原因を作り出しています。
臭いのあるサロンでのカラーはアンモニアなどのアルカリ成分により揮発します。
揮発しているということは髪の中に余分な成分を残さない作りになっているんです。
髪の中にアルカリ剤が残留し続けるとその成分が抜ける間ずっと少しづつダメージし続けていきます。
その他にも
ヘアサロンでカラーをするような毛先だけや根元だけの塗り分けができなかったり、デザインを作ることも基本的にはできなかったり。
大体2回目に失敗するケースが多いと思います。
なんとなくサロンのカラーはよくてホームカラーは傷むっていう認識だったと思いますが、ここまで違いを理解できると人にも説明する事ができますね◎
ただ、このご時世なので
そんなことよりもとりあえず一度家でやりたい!!でも、傷みも最小に抑えたい。
という方にささやかなアドバイスを。
市販のカラー材を使い流してシャンプーをした後、一度
リンゴ酢を希釈したモノor 100%リンゴジュース
を髪にかけてしっかりと馴染ませて、その後にまたシャンプーをするという荒技で市販のカラーのアルカリは中和する事ができる。。。
と、ここまで言いつつも1番このタイミングで僕がお勧めしたいのは、、、
「カラートリートメント」
ダメージレス&着色
というこの素晴らしい利点でカラーリングの色持ちとダメージケアという両方ができる優れものです。
laifalでは顧客のお客様限定で髪の毛の色に合わせたパーソナルなカラートリートメントを調合させていただいております。
ぜひ一度お問い合わせを!!
(市販カラーとサロンカラーの違い)