this is yoa

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最近の記事

帰省

GWに実家に帰った。 山に囲まれていて、空気が澄んで、家の小さな庭に野菜が植っていた。 家族と過ごす時間は穏やかで、途切れない緊張が一気に解けたようだった。 都内に戻って、空気の汚さと人の多さにどんよりした気持ちになった。 平野の良さがわからないだけかもしれないけど、だだっ広くて空気も別にきれいじゃなくて居心地が悪い。電車に乗ってる人たちがみんなどことなく苛々していて、わたしも苛々している。 心がどんどん狭くなって、スマホばっかりに気を取られている。 自分の機嫌や健康に相

    • すべてかなう

      祈るようにサーカステントの最前列で魅入ったのに もう聴きたくないし解りたくないと思う音楽がある。 私を好いた他人はすぐに知らないひとになって好かれた記憶は私だけが所持している。反対に、今迄好いた人のことはすべて忘れた。 3歳の時に夜見た夢はいっぱい覚えてるのに、誰かを大切に思った瞬間は片っ端から忘れていく。 中学生の頃、教室のすべてがおぞましく、犯罪を詰め込んだみたいだった。いじめや、嫌がらせや、いろんなことが。私も例外でなく犯罪者だったと記憶して、それで今は誰とも会え

      • ふと思い出すこと

        さいきんお部屋でお香を焚いている。先月百貨店でお化粧をしてもらって、それ以来スキンケアをしてみたり、お化粧をしてみたりしている。 さいきん自分のペースを守ることについてよく考えるようになった。他の人より自分は頭の回転が遅かったり、物事を処理できる数が少ない。昔からスピードを出すのが苦手だった。のんびり。 それで良いかなあとおもう。何もないことがつらくなったりするけれど時間をかけてやれたらいい。 ある友人のことを思い出した。隠しごとがおおいひとだった。ふと、今はもう何も知

        • 川を見にいった。透明で緑とも青ともいえる色をしていた。 さわると冷たかった。水面は陽の光をよくうけて燦いていた 揺れていた。河辺の石は濡れていた。 たえず流れつづける川の水はとどまってゼリーのようにみえた。

          うしろメタファ

          お金はないけれど、憧れをもって、そうなるように生き、その先に今の暮らしがある、そのことについては、良かったとおもえています ありがとうと伝えたいひとに伝わるほど、頑張れなかったことは、後ろめたい

          うしろメタファ

          お化粧しない

          わたしは基本お化粧をしない。 肌に何かを塗るとすごく疲れる。かつて毎日塗ってみようと頑張っていた時もあるけど、泣くほど嫌だった。 仕事で必要な時は目元だけ色を塗っておいたりするけど、それすらしない時も結構ある。 半年前くらいに「もうわたしたちの歳じゃファンデーション塗らないなんて考えられないよね」と同意を求められた。わたしはその時ファンデーションを塗ってなかったけど、思わず「そうですね〜」って返した。その感覚が一般的なんだろうなと思った。 日焼け止めとか塗らなかったらも

          お化粧しない

          今日はお風呂を洗いたくない

          家事に休日がないのを実感したのは大人になってからだった。 子供の頃からあまり家事をしたことがなかった。実家を出て初めてひとり暮らしをしたときに自分は家事がとんでもなく苦手だと実感した。 部屋が汚くなっていく。洗濯物はたまってしまう。水まわりは気づいたらけたたましく汚れている。お皿はすぐ洗わないとたまる。ゴミはちゃんと出さないとゴミ屋敷になる。 掃除や片づけについて、身体に慣らしたり習慣づけたりしないと大変なことになってしまうと気づいたのは、お部屋がもう後もどりできないほど

          今日はお風呂を洗いたくない

          生理の情緒

          昨日の夜生理がきた。 生理がくると、わたしのからだには腹痛、頭痛や吐き気がおこる。また感情のアップダウンが激しくなってコントロールが難しくなる。悲しくなったり、理不尽にキレたり。 わたしは生理中、ナプキンとタンポンを併用していて、お手洗いに行くたびにタンポンを変えているのでそれもストレスになる。ナプキンも長い間つけているとお尻が真っ赤にかぶれてきてしまう。そういう側面でも生理はストレスが多い。 今日わたしは3度泣いた。 最初歩き疲れて泣いた。人によるけれど生理中は適度に動

          生理の情緒

          さむい冬につよい風

          昨夜仕事を終えると、いつも使っている電車が強風の影響で止まっていた。幸い別ルートで帰宅することができたが、徐行運転だったり停車時間が長かったりして、いつもより時間がかかった。 寒波が到来して、風がつめたかった。 風によって四方八方から身体をつよく押されるような感覚だった。 帰宅したらもうくたくたで、何をする気力も残っていなかった。年末に罹ったコロナの後遺症なのか、ひどく疲れた日は風邪をひきやすくなった。滝のように鼻水がでるし、咳も止まらなくなる。 妹が頑張ったご褒美にと

          さむい冬につよい風

          だいすき

          恋人と電話している時スピーカーにしていて、たまたまお風呂から上がってきた妹がよこを通りかかったときに恋人が「だいすきだよ」と言った。 妹は爆笑して、わたしも恥ずかしくて笑いながら恋人に「妹にも聞こえてるよ」と伝えたら、恥ずかしそうにもういちど「だいすきだよ」と伝えてくれた。

          だいすき