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巧技台『出張ワークショップ』in千葉

今回は先日開催した巧技台出張ワークショップの様子をご紹介したいと思います。

色々な遊び方にも挑戦してみましたので、巧技台を使った運動遊びの実践例としても参考になるかと思います!

今回の経緯

そもそもの発端は#ママリハ というクラウドファンディングのプロジェクトです。

みなさんご存知とは思いますが念の為、、、

クラウドファンディングとは、そのプロジェクトの内容や想いに賛同してくださった方から出資(支援)を受ける資金調達方法のことをいいます。支援者は支援と引き換えに商品やサービスなどを受け取ります。

『正しい産前産後ケアを広めたい』という想いで集まった専門家の方々が立ち上げたママリハというプロジェクトは、最終的には580万円以上もの支援が集まりました。

プロジェクトリーダーの中川 将吾先生が小児整形外科専門のドクターであることから、産前 ⇒ 産後 ⇒ 子どもの成長 までを一貫してサポートする仕組みを計画されており、「子どもの成長」という分野で今回弊社も協力させていただく運びとなりました。

※クラウドファンディングは既に終了しています

企画の概要

中川先生の発案により、支援のリターンとして全国どこでも巧技台を持っていき、運動発達とも相性の良い巧技台遊びを体験してもらおう!というサービスを企画しました。

このリターンを選択してくださった方の支援金は全てプロジェクトに回していただくことになっています。

内容の詳細は支援者のみなさまと相談しながら決めていくのですが、主に巧技台をお貸出ししてイベントや運動教室などを開催していただけるというサービスです。

モニターとしてテスト運営を実施した際には、日常生活ではあまり見られない動きをする子どもをみて「自分の子どもがこんなことができるなんて知らなかった」「短時間の間にできることが増えていてびっくりした」「何時間も夢中で遊んでいる姿が印象的だった」などのお声をいただきました。

そして何より子どもたちが何度も繰り返し遊び、少し難しいと思えることにも試行錯誤しながらチャレンジし、「できた・できなかった」を発見していく生き生きとする姿をみることができました。

巧技台を使ったこんな親子の体験を色んな場所に届けられたら良いなという想いでこのリターンを企画しています。

この体験が子どもたちの何か少しのきっかけのひとつになってくれたら嬉しいです。


第一回目の出張に行って参りました!

そんなこの企画第一段は、千葉県にあるラポール鍼灸整骨院さんへ中川先生とご一緒にお伺いしました。

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代表の山中さまよりこのリターンを選択していただき、施設の中で巧技台を使って子どもたちの能力を引き出すイベントを実施したいというご要望により実現しました。

施設の広さや動線、参加されるお子さんの年齢などを考えながら環境構成を考えていき、低年齢向けの「公園ゾーン」と高年齢向けの「チャレンジゾーン」に分けてコースを設定してみましたのでそれぞれご紹介します。

こうやって難易度が調整できるのは巧技台の特徴でもあります。


公園ゾーン

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ゆらゆらする一本橋やクライミングロープのはしご、高台に登れる遊具を配置しています。風船や音のなるクッションなども取り入れることで子どもの自由な発想が生まれるスペースになりました。


チャレンジゾーン

1(スタート)~10(ゴール)までの数字が入ったマーカーコーンを順番に辿っていき、障害物を乗り越えていくコースをつくりました。

そしてゴール直前には的当てコーナーを設けました。的当てに挑戦する為にはコースを一周してくださいねー。というゲームのような感覚です。

どうやってコースをクリアしていくかを考えることも楽しんでもらいたかったので、進み方のヒントは極力出さずに挑戦してもらいます。

その結果、前の子がどうやってクリアしたのかを見て真似してみたり、特に難しい箇所は子ども同士で相談しながらチャレンジする姿が見られ、何とも微笑ましい光景でした。

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慣れてくるとただ平均台を渡るだけでなく、カラーコーンを避けたり風船をつきながら渡るなど徐々に難しいものにも挑戦してもらいます。ちなみにこの写真の女の子は後ろ向きで渡っています!すごい!

30分を目安にコースを組み替えて、こうしたら面白そう、ここを難しくしようなどと大人も必死にコースを考えていきます。※私が一番燃える瞬間です!

子どもたちもそんなコースに挑戦してくれて、自分の的当ての記録を更新しようと何度も何度も繰り返し周回し、2時間弱もの間遊んでもらえました。

改めて子どもたちのエネルギーのすごさを肌で感じました。このご時世元気が有り余っていたのかなぁとも思ったり。。。

それともう一つ嬉しい誤算もありました。

下は1歳、上は9歳までのお子さんがいらしたので、低年齢向けと高年齢向けに分けたゾーンですが、最終的にはみんながどちらのゾーンでも楽しく遊んでいる様子が見られたのです。

知らず知らずのうちに大人が勝手に能力を決めつけてしまっていたのだなと反省です。もっと自由な発想を身につけたいものです。

私自身もとっても学びの多い一日となりました。

まとめ

こんな様子で第一回の『巧技台出張ワークショップ』を無事に終えることができました。何より子どもたちの楽しかったとの声が聞けて一安心です。 

今回集まったのはラポール鍼灸整骨院さまのスタッフのお子さまということで親御さんは身体の専門家の方ばかりでしたが、中川先生のフォローもあり、「巧技台と運動発達」の相性の良さにご満足いただけた様でした。

クラウドファンディングのリターンとして始まったこの企画ですが、ぜひわたしの地域にも来てほしい!という方がいらっしゃればお声がけください!

ちなみに今後の出張場所は沖縄県と青森県です。(笑)
こちらのご報告もお楽しみに!

オオニシ体育株式会社
渡邊駿介

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